成長を促す質問に変えるだけで結果は変わる
「なぜ、こんなこともできないの?」
「なんで言われた通りにしないんだ?」
私たちがよく使ってしまう“問い”は、実は相手を責めるナイフになっていることがあります。
でもその問い、少し視点を変えるだけで、相手の力を引き出す“鍵”にもなるのです。
否定する問い vs 成長を促す問い
指導者やマネージャーが何気なく投げかける質問は、相手の可能性を広げることも、閉ざしてしまうこともあります。
例えば…
- 「なんでそんなミスをしたんだ?」
→これは“責める問い”。ミスの背景ではなく、本人の価値や能力を否定する響きが強く出てしまいます。 - 「次はどうすればうまくいくと思う?」
→こちらは“促す問い”。失敗を学びに変え、次の一手を自分で考える機会になります。
質問の意図は同じでも、投げかけ方が変わると、相手の反応と行動は大きく違ってきます。
問いは指導の武器にも、盾にもなる
成長を促す問いは、指導やマネジメントの現場において最もシンプルで強力な“仕掛け”です。
問いを変えるだけで、相手は「自分で考える人」に変わっていきます。
その結果、自走するチーム、自律的に動く選手や社員が育っていくのです。
おすすめ書籍:問いの力を深めるために
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問いを変える。それだけで未来が変わる
問いは言葉でありながら、相手の思考と行動に火をつけるスイッチです。
だからこそ、
「なぜできない?」ではなく「どうしたらできる?」
「なぜ言わない?」ではなく「どんな伝え方がいいと思う?」
そんな問いに変えてみませんか?
結果を変える第一歩は、問いを変えることから始まります。