その理由と、抜け出す方法。
「あと◯週間で大会」「あと3日で本番」「今日の練習を完璧に」
目の前の目標に向かって全力を注ぐ。
その姿勢は、アスリートにとってとても大切なものです。
でも、もし最近、こんなふうに感じることがあったら――
・大会が終わった後に、力が入らなくなる
・達成した瞬間は嬉しいけれど、すぐに不安がやってくる
・毎日を「こなすこと」で精一杯
それは、“燃え尽きの予兆”かもしれません。
「目の前に集中する」だけでは、パフォーマンスは持続しない。
多くのアスリートが、短期目標に全力で取り組みます。
もちろん、それは悪いことではありません。
ただ、短期目標は言い換えれば「今すぐ取り組めること」。
そこに集中しすぎると、ふとした瞬間に“その先”が見えなくなることがあります。
目標を達成したあと、「で、次は?」と立ち止まってしまう。
場合によっては、達成したにも関わらず、モチベーションがガクッと落ちてしまう。
それがいわゆる、**バーンアウト(燃え尽き)**です。
バーンアウトの背景にある、“視野の狭まり”
バーンアウトは、心が折れるから起こるのではありません。
むしろ、「頑張りすぎた」結果として起こることがほとんどです。
目の前のことに全力投球することで、視野がどんどん狭まり、
「他のことが考えられなくなる」「気づいたらゴールが一個しかない」状態になっていく。
そして、その唯一のゴールを達成した瞬間に、次の“軸”が見つからないまま、
エネルギーが切れてしまうのです。
中期・長期の視点を持つことで、今の努力が活きてくる。
目の前の試合に勝ちたい。結果を出したい。
――それと同時に、
「自分はどこに向かっているのか?」
「この競技を通して何を得たいのか?」
といった中期・長期の視点を持っているかどうかで、取り組みの質は変わってきます。
長期目標は、今を動かす“意味”になります。
中期目標は、目の前の目標をつなぐ“道しるべ”になります。
そして、この2つを常に意識しておくことが、バーンアウトを防ぎ、
パフォーマンスを“持続可能なもの”に変えていくのです。
月1回のコーチングで、「自分の軸」を整える。
とはいえ、忙しい日々の中で、自分一人で“長期目標”や“中期的な視点”を持ち続けるのは、難しいのも事実です。
だからこそ、私は月に1回、自分と向き合う時間を持つことをおすすめしています。
それが、コーチングセッションです。
言葉にして、自分の思考を整理する。
質問を受けて、ふだん意識していなかった想いに気づく。
たった60分でも、意識の持ち方が大きく変わり、
「目の前に集中しながら、未来も見失わない」状態がつくれます。
あなたの“今”と“これから”をつなぐ対話、体験してみませんか?
現在、アスリート向けに、少額の体験コーチングセッションを実施しています。
こんな方におすすめです:
・目標達成後、燃え尽きた経験がある
・今、何を考えればいいのか分からない
・中期・長期の目標が曖昧になっている
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この時間が、きっと次のステップにつながります。