基準は自分で決めていいんです。
僕はそう思っています。成功とは世間から認められること。という方が居ました。じゃあ、世間ってなに？と訊くと「世間ってのは、世間だよ」というように落語の世界になります。「幽霊の正体は枯れ尾花」っていっているのよりもすごいです。
「世間」って実態が無いのですが「世間」っていうとなんだか実態があるように思えてしまうから不思議です。それに基準を作ってもらおうとか思うこと。僕は無駄だと思うのです。
「世論」とか「国民」とかいう言葉を使っているのも変です。これらは集合体を表す言葉であって、その中にいる多様な価値観をさも一様に在るかのごとく使って基準が在るみたいにいう輩の言葉を信じないほうがいいと思います。
「世間で認められて初めて一人前」という言葉を信じていて、自分で決めた基準をないがしろにしている人を何人も見てきました。そういう人たちは得てして、達成感を味わえずに時間を浪費していました。
僕は「僕は成功した」といえる基準を自分で決めるべきだ。と信じている人間です。他人がとやかく言おうとも世間が何を言おうとも、自分の人生は自分だけのものであって、他の人のものではない。と思うからです。
この考えを他人に強要する機はありません。世間に認められたい。そう思う人もいるので、それはそれでいいと思います。だって、その人の人生だから。
前述したとおり「世間」は集合体を表すことばです。「世間」には同一の基準はなく、そのため「法律」「ルール」の中で「まあ、こんな感じで決めておけばいいかな」程度の基準をつくるのです。
世間には様々な意見がありますので、物事決める時には多数決を取る場合が多いのです。ということは多数決を取らなければならないほど意見は分かれているのです。
だから、「世間に認められる」という言葉は、都合良く創ったことばと認識しているので、この言い方や基準は僕はおかしいと思っています。
まして、あなたが苦境に立ったとき、世間があなたの面倒を見てくれることは一切ありません。なので、世間を気にした基準はメリットがほとんど無いと思うのです。
だから、世間に基準を求めるのは時間の無駄だし、認める認めないは時たまのことだからです。
だったら、自分で決めてもいいじゃないですか？
僕の人生なんだから。
他人軸で決めるのではなく、自分軸で決めるのが大事
世間ではなく、先人の人や成功した人の基準を当てはめてしまう人がいます。これも意味の無いことです。
成功した人は、現時点では既に「過去の人」です。「現時点」と「過去」では、ツール、時代背景、試行などが同じではありません。さらにあなたと成功した人の個性は全く違っているし、周辺の仲間も異なっています。
極論して考えましょう。例えば北極圏に住んでいる人が良いと感じる住宅と赤道直下に住んでいる人が良いと感じる住宅があります。
あなたは北極圏で住宅販売に成功しました。その成功例を見た、赤道直下の人があなたと全く同じやり方をした場合に成功する確率はどの程度になるのかを想像してください。
同じように成功しますか？
成功すると思えば、そのやり方でやればいいし、成功しないと思えば別の方法を作ればいいだけです。
さて、あなたはどうしますか？
成功は基準をきめて動くこと。基準をクリアしたら胸はって成功した！と言おう
成功する基準を自分で設けて、自分で達成していく。自分の行動で達成できそうなものを基準にする。こうすることで、とてつもないことができるかも知れませんね。
どんな基準でも、達成したら「私は成功した」と胸を張ってください。そして次の基準に向かって進んでください。
その時の達成感は半端じゃありません。だって、達成したんだから。
自分で決めた基準を超える。到達可能な基準を作る。それを自分で決める覚悟をもてばいいだけです。
他人のことを気にして、他人軸で生きていくのはおしまいにしましょう。
自分軸で生きていくためには自己調整力を強化することだと考えます。自己調整力を強化したい方は、お問い合わせください。
初回は無料で相談に応じます。