”行動科学×対話×神経可塑性《全6回・隔週開催》講座”

── 指導の質は、日々の習慣がつくり出す。

スポーツ指導の現場では、
技術は伝えているはずなのに変わらない、
同じミスが繰り返される、
選手が本気にならない、
そんな悩みが尽きません。

「もっとうまく伝えられたら…」
「指導の仕方に自信が持てない…」

そんな不安の正体は、
実は “指導者自身に染みついた習慣” にあります。


🔵 指導の習慣=脳の回路

前頭前野の回路が変われば、指導の習慣は自然と変わる。

Human Brain in Head. Vector Outline Icon with Editable Strokes isolated on white background

多くの指導法が「技術」「考え方」だけを扱うのに対して、
本講座が扱うのは “指導者自身の行動をつくる前頭前野の回路” そのもの。

その根本が変われば、
指導スタイル・コミュニケーション・言葉の選び方・反応の仕方、
すべてが変わっていきます。


【なぜ、習慣が変わらないのか】

人間の行動には、
「変えたい」と思っても変わらない壁があります。

  • いつも同じ言葉を使ってしまう
  • 説明が長くなる
  • 選手の反応にイラッとしてしまう
  • 分かっているのに、同じ教え方をしてしまう

これは努力不足ではありません。


🔵 前頭前野の回路が“昔の習慣のまま”だからです。


行動のクセは、
過去の経験でつくられた“前頭前野の自動反応”です。

つまり、
習慣を変えるには「根本(前頭前野の回路)」から変える必要があります。


【本講座が扱うもの】

  • 指導のクセを生む脳のパターン
  • 言葉の選択を左右する思考習慣
  • 感情に飲まれない状態づくり
  • 選手の言葉を正確に受け取る耳
  • 選手が動き出す関わり方の作法
  • コミュニケーションの安全性
  • 行動の変化を定着させる仕組み

これらを理解した上で、
対話・内省・実践 という3つの軸で再構築していきます。


【6回・隔週開催の理由】

行動の変化は“理解した翌日”には起こりません。
神経科学によると、


🔵 「行動の変化 → 脳の可塑性 → 習慣化」

には、約2週間の時間が必要です。


そのため、本講座は以下の構造で設計されています。

  • まず、自分の行動を理解する
  • 次に、小さな行動変化に取り組む
  • 2週間後、変化をフィードバック
  • 新しい行動を追加し、また2週間定着させる

全6回(約12週間)で、
自然と“指導の習慣”がアップデートされます。


【プログラム内容(全6回)】会場:アクエル前橋2F 会議室(A)前橋駅下車徒歩1分 駐車場完備(有料)


第1回(2026年1月10日(土)10:00-16:00)|自分の指導スタイルを知る:行動の棚卸し

  • 自分の指導パターンの可視化
  • 行動を生む思考の“クセ”を理解する
  • 成りたい指導者像と言葉にする
  • PDFワーク(自己探求)

第2回(2026年1月24日(土)10:00-16:00)|曖昧さを排除する:伝わる言語化トレーニング

  • 曖昧な指導がミスを生む理由
  • 伝わる言葉の3つの公式
  • 技術指導の“核”を短い言葉にする
  • PDFワーク

第3回(2026年2月7日(土)10:00-16:00)|積極的傾聴と安全な対話:選手が心を開く関わり方

  • 選手の本音を引き出す聴き方
  • 批判・否定を感じさせない言葉選び
  • 反応的ではなく“選択的”に聴く
  • PDFワーク

第4回(2026年2月21日(土)10:00-16:00)|やる気が続く仕組み:モチベーション行動科学

  • ドーパミンと達成感のメカニズム
  • 目標設定が続く・続かない決定的な差
  • AAR(振り返り)で行動が定着する理由
  • PDFワーク

第5回(2026年3月7日(土)10:00-16:00)|感情に飲まれない指導:反応ではなく選択する

  • 怒り・苛立ちが起こる仕組み
  • 扁桃体の過活動を抑える方法
  • 選手への“安全な関わり”の作り方
  • PDFワーク

第6回(2026年3月21日(土)10:00-16:00)|習慣の定着:90日後も続く指導スタイルへ

  • 行動変化の定着理論
  • Before→Afterの自己分析
  • 今後90日の指導計画の設計
  • PDF総仕上げ

【この講座で得られる変化】

  • 曖昧な言葉が具体化され、伝わりやすくなる
  • 感情をコントロールでき、指導が落ち着く
  • 選手が主体的に動き始める
  • 反応的ではなく“選択的”に対応できる
  • 技術指導の核心が短時間でつかめる
  • コミュニケーションのミスが減る
  • ハラスメントが起きない指導へ移行する
  • 指導者自身が“成長し続ける習慣”を獲得できる

【対象者】

  • 中学・高校の部活動指導者
  • 大学・実業団のコーチ
  • 若手指導者のスキルアップ
  • 経験豊富だがアップデートを求める指導者
  • 選手がなかなか変わらないと感じる指導者
  • 指導の土台を根本から整えたい方

【最後に】

指導は「技術」ではなく、
あなたの「日々の習慣」で決まります。

習慣を変えるのは難しい。
でも脳の回路を変えれば、
行動は自然と変わります。


行動が変われば、選手が変わる。

選手が変われば、チームが変わる。**


※講座の内容は告知なく変わることがあります。

■ 講師:茂木ゆういち

ICF(国際コーチング連盟)認定プロフェッショナル・コーチ(PCC)
勝つためのコーチ / 脳科学×コーチング講師

私は、スポーツ指導者・アスリート・ビジネスパーソンの
「思考」「言葉選び」「判断の質」を根本から変えるサポートを行ってきました。

これまでに
・日本代表コーチ
・国体参加チーム指導者
・大学指導者
など、さまざまな競技の指導者の方々とともに
3年以上伴走し、多くの成果を生み出してきました。

私が一貫して大切にしているのは、
“脳の使い方が変われば、指導も選手も変わる”
という原則です。

長年の経験から、
「技術力が高いのに、選手にうまく伝わらない」
「言っていることは正しいのに、行動が変わらない」
このような現象の背景には、指導者自身の
前頭前野の働き方(思考・言語・理解・判断) が深く関わっていることが分かってきました。

そこで私は、
脳科学(特に神経可塑性)と
世界166カ国で活用されているICFコーチング基準(PCCマーカー)をクリアし、
“脳内回路から指導を変える”プログラム を独自に開発しました。


■ この講座に込めた思い

スポーツ現場では、いまだに
「根性」「気合い」「指示命令」が中心にあるケースが少なくありません。

しかし、選手が主体的に考え、
自分で判断し、自分で動ける指導を行うためには、
まず指導者自身が
《前頭前野を整える=思考と判断と理解の質を上げる》
ことが必須です。

私自身、ICFコーチングのトレーニングを経て、
“相手の脳を働かせる”対話が
どれだけ効果的かを痛感してきました。

その学びとノウハウを
スポーツ指導の現場に届けたい。
これがこの講座を立ち上げた理由です。


■ 最後に

指導は「技術」ではなく「脳」で変わります。
そして、指導者の脳が変わったとき、
選手の成長スピードは驚くほど加速します。

2025年、あなたの指導を
“脳から進化させる”1年にしませんか?

事前説明会に申し込まれる方は以下のフォームから申し込みください。(12/26〆切り)