【12/27(土)前橋】やる気が続く仕組み|モチベーション行動科学(2時間講座)

怒鳴らなくても、選手は動く。

“鼓舞”ではなく、続く行動を設計する。

スポーツ指導では、どうしても
「気合いを入れる」「鼓舞する」「刺激を与える」ことで
やる気を引き出そうとしがちです。

でも、その方法が毎回うまくいくとは限りません。
むしろ、刺激が強いほど、選手の脳は落ち着きを失い、
行動が続かないこともあります。

この講座で扱うのは、根性論でも精神論でもありません。
**やる気が続く人に共通する“静かな仕組み”**を、
行動科学と脳の観点から、現場で使える形に落とし込みます。


こんな場面に心当たりはありませんか?

  • 練習ではやるのに、数日で熱が冷める
  • 目標を立てても、いつの間にか形だけになる
  • 「やる気を出せ」と言うほど、逆に反発が増える
  • 叱る/褒めるのバランスに迷い続けている
  • 大会前だけ頑張って、日常が続かない

もし一つでも当てはまるなら、
必要なのは「刺激」よりも、続く構造かもしれません。


この講座で手に入るもの

やる気は「刺激」ではなく、“静けさ”から生まれる。

本当に行動が続く選手は、
落ち着いた脳のなかで、小さな達成体験を積み重ねています。

指導者が提供できるのは、
強制でも鼓舞でもなく、
脳が自然と動き出す環境づくりです。

この講座では、その設計図を一緒につくります。


扱うテーマ(2時間でここまでやります)

① ドーパミンと達成感の“静かな”メカニズム

「できた」と思う前に、脳はすでに反応しています。
やる気を“作ろうとする”のではなく、
自然に湧く条件を理解します。

② 目標が続く/続かない決定的な違い

行動科学の観点から、
前頭前野に優しい目標設計を学びます。
(無理な目標ほど続かない理由が、はっきりします)

③ AAR(振り返り)が習慣化を生む理由

AARは、結果反省会ではありません。
扁桃体を落ち着かせ、思考をニュートラルに戻すための
再起動の仕組みです。

④ PDFワーク(3種類)で“その場で形にする”

  • 達成感の棚卸し
  • 続く目標の再設計
  • AAR振り返りテンプレート

「知って終わり」ではなく、
現場に持ち帰れる形で完成させます。


参加後、現場で起きる変化(イメージ)

  • 選手が“続く目標”を自分の言葉で持ち始める
  • 指導者が「やる気を上げる」より「続く形を整える」に変わる
  • 振り返りが責める時間ではなく、再起動の時間になる
  • チームが落ち着いたまま、前に進む空気になる

実績・導入イメージ(参考)

この考え方は、すでに現場で応用しています。

  • 高校野球の指導現場で導入
  • 大学スポーツ指導で導入

具体的な変化例としては、

  • 秋季勝率3割 → 春季・夏季勝率6割
  • 「指示待ち」中心 → 選手が練習メニューを提案する文化へ
  • 大学リーグ戦で上位部へ昇格

※初回講座のため「受講者の声」はこれから集めていきますが、
内容自体は現場導入の実践をもとに設計しています。


開催概要

  • 日程:12月27日(土)
  • 時間:9:30〜11:30(2時間)
  • 会場:アクエル前橋 会議室A(前橋駅北口 徒歩1分/有料駐車場あり)
  • 定員:20名限定(先着順)
  • 参加費:3,000円(税込)
  • ※満席になり次第締め切ります。

よくある不安に先回りして答えます

Q. 行動科学や脳科学に詳しくないと難しいですか?
A. 専門用語ではなく、指導の場面に落とした言葉で進めます。理解より先に「使える形」にします。

Q. その場でワークまでやりますか?
A. はい。3種類のPDFワークを使って、持ち帰れる形にします。

Q. 参加費3,000円はなぜこの価格?
A. 初回開催のため、まずは多くの現場で試していただける価格にしています(定員20名)。


最後に

やる気を「上げる」のではなく、
やる気が「続く」ように整える。

この視点が入ると、
指導のストレスも、選手のブレも、確実に減っていきます。

定員20名で行います。
必要な方に届くよう、静かに準備しています。


 講師

勝つためのコーチ 茂木ゆういち
(ICF 国際コーチング連盟認定コーチ)

多くの競技指導者・アスリートに対し、
脳科学とICF定義コーチングを組み合わせた
“伝わる・再現できる指導”のサポートを行認定コーチ。
脳科学・行動科学に基づく「前頭前野を整える指導法」を専門とする。
怒りを使わず、安全で判断が深まる指導環境づくりに定評。
高校・大学・実業団・プロ育成世代の指導者研修を多数実施。