いやいや、いろんなコーチがいる


コーチングをさせてくれって

昨日、ネットを見ていたら西野亮廣さんのアメブロに出会いました。
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読んでみて、思わず「あるある!」と共感してしまったのです。


違和感のポイント

記事の中で特に引っかかったのが、この一節です。

「西野さん、『ウォルト・ディズニーを超える』と言うのをやめてください。それを別の言葉に変えると、あなたはさらに大きくなります。超えて、何をしたいですか?」

西野さんご本人も「違和感があった」と言われています。
僕もまったく同感です。

目標を立てることは大切ですが、それに縛られすぎると可能性を狭めてしまうことがあります。
大事なのは「目標を使って、自分の可能性を広げること」。

ところが、この場面では「目標を変えてください」という要望が出されている。
本人が望んでいないのに、セッションの中でコーチが強要するのは…正直あり得ないと思うのです。

だって、その人の人生に責任を持てるのは本人だけだから。


目標と目的を混同しない

ここで整理しておきたいのが 目標と目的の違い です。

  • 目的:そもそも「何のために」やるのか
  • 目標:目的を果たすための道しるべ、手段

この二つを一緒にしてしまうと、目的を見失ってしまう危険があります。
だからこそ僕は、セッションの中で常に「目標と目的を区別する」ことを意識しています。


セッションの主人公はクライアント

僕のコーチングセッションの主人公は、あくまでも クライアント です。
コーチが自分の意見を押しつけたり、クライアントの目標を勝手に変えようとしたりするのは本末転倒。

残念ながら、コーチ自身が主役になってしまっているセッションも見かけます。

これからコーチを探す方には、ぜひここを意識してほしいと思います。
「誰が主人公か?」――それを見極めて、信頼できるパートナーを選んでください。