残念ですが、お客様の声を掲載しません
ICF定義のコーチングの効果を知っていただくには、僕の実績を知ってもらうためには、お客様の声を掲載することが大事だとセールスで重要だと教えてくれます。
お客様の声を掲載することで、「私にもできるかも」「私にも効果があるかも」という気に成ってもらうコトが目的にあります。実際、僕も重要と考えています。しかし、コーチングのクライアントには、クライアントなりの事情があります。公開したくないこと。つまり「知られたくない権利」があります。僕はICFの倫理規定を遵守することで、コーチとしての価値を高めることや信頼を得ることに寄与すると考えています。
それでも、クライアントの実績を掲示したいと思い、職業やジャンルを掲載する許可を頂いた職業を実績として掲載しています。
これによって、実績を示す用に足りると思い込んでいるところです。
お客様の声に代用し、信頼と信用に値するものはどこにある?
今年(2025年)7月に国際コーチング連盟が能力認定しているグレード、PCC(Professional Certified Coach:の略)に認定してもらったのを契機に、お客様の声に代用するページを作成することにしました。
以下のとおりの基準により認定されます。
国際コーチング連盟について解説します。
国際コーチング連盟(ICF)とは
国際コーチング連盟(ICF:International Coaching Federation)は、1995年に設立された世界最大級のコーチング専門機関です。コーチングの質と倫理を守るための国際的な基準を定め、プロフェッショナルコーチの認定や教育、研究を行っています。
本部所在地
ICFの本部は、アメリカ・ケンタッキー州レキシントンにあります。世界140カ国以上に会員を持ち、グローバルなネットワークを通じてコーチングの普及と質の向上に取り組んでいます。
公式サイト:Welcome to ICF | International Coaching Federation
日本支部(ICFジャパン)について
ICFジャパン(一般社団法人 国際コーチング連盟日本支部)は、ICFの公認チャプターとして設立された日本唯一の支部です。ICF本部の理念に基づき、以下の活動を行っています 1:
- 日本国内でのコーチングの普及と啓発
- プロコーチ同士の交流と相互支援
- ICF認定資格取得の支援
- コーチングイベントや学習機会の提供
ICFジャパンは、「コーチングを社会の共通言語にする」ことをビジョンに掲げ、スポーツ分野を含む多様な領域でのコーチングの価値を広めています。
公式サイト:https://icfjapan.com
スポーツ分野との関係性
ICFのコーチングは、スポーツの技術指導とは異なり、選手や指導者の「内面の成長」や「目標達成力」を高めることを目的としています。たとえば、以下のような場面で活用されています:
- 選手のモチベーション維持やメンタル強化
- チーム内のコミュニケーション改善
- 指導者のリーダーシップ向上
- キャリアの方向性や引退後の人生設計の支援
ICF認定コーチの信頼性
ICFでは、コーチのスキルと倫理を厳しく審査し、以下の3段階の認定資格を付与しています:
- ACC(Associate Certified Coach)
- PCC(Professional Certified Coach)
- MCC(Master Certified Coach)
2025年にPCC(Professional Certified Coach)を取得しており、これは国際的にも高い水準のコーチングスキルと実績を持つ証です。
PCC(Professional Certified Coach)認定要件:抜粋
PCC(Professional Certified Coach)は、国際コーチング連盟(ICF)が認定する中級レベルの資格であり、国際的に通用するプロフェッショナルコーチの証です。取得には以下の5つの要件を満たす必要があります
1. 教育要件
- 125時間以上のコーチング教育を受けている
2. コーチング経験
- 500時間以上のコーチング実績(うち450時間以上が有償)
- 25人以上のクライアントとのセッション経験
3. メンターコーチング
- 10時間のメンターコーチング(3ヶ月以上の期間で実施)
4. パフォーマンス評価
- 録音されたコーチングセッションの提出と評価
- ICFアセッサーが「PCCマーカー」に基づいて評価
5. 認定資格試験
- ICF認定資格試験(筆記)に合格
- コンピュータベースで実施され、コーチング知識と倫理に関する内容が問われます。
国際的に通用するプロフェッショナルコーチであることの重要性
欧米における「ICF認定保持者であること」の重要性(出典:Copilot)

左図のポイント:
世界の認定資格保持者数:55,987名
日本の認定資格保持者数:1,332名(世界の約2.4%)
クライアントの意識:85%が「認定資格の有無を重視」
PCCレベルの認知度:欧米では企業・行政・教育機関で採用条件や契約要件になることも
日本でもリーダーシップやエグゼクティブ層への導入が進行中
✅ 事実:ICF認定資格は採用・契約の「条件」になることがある
- 企業や行政機関、教育機関、医療機関などがコーチを採用・契約する際に、ICF認定資格保持者を条件とするケースが増えています。
- 特に、リーダーシップ開発・エグゼクティブコーチング・組織変革支援などの分野では、ICF資格が「信頼性の証」として重視されます。
✅ 根拠:ICF本部の調査結果
- 2022年のICFグローバル顧客意識調査によると、コーチングクライアントの85%が「コーチが認定資格を持っていることが重要または非常に重要」と回答しています 1。
- これは、企業や個人がコーチを選ぶ際に、ICF資格が品質保証の役割を果たしていることを示しています。
✅ 実例
- 米国の大手企業(Google、IBM、Microsoftなど)では、社内外のコーチに対してPCC以上の資格保持を推奨または必須条件としているケースがあります。
- 欧州では、EU機関や国際NGOがICF認定コーチとの契約を優先する傾向があります。
日本との違い
- 日本ではまだ「資格保持が契約条件」となるケースは少数ですが、ICF資格保持者の信頼性は年々高まっており、企業研修やエグゼクティブ層への導入が進んでいます。
- 特にPCC以上の資格保持者は、国際的な案件や外資系企業との契約において優位性を持つとされています。
以上です。