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新刊紹介(2)スポーツにおける言葉のチカラ

フィジカルトレーニングの言語戦略とは・・

鍛える身体部位を特定すること自体が、トレーニングの効果を高める武器となります。さらに、その部位の役割を考えましょう。持久力、瞬発力、耐久力など、それぞれの役割を言葉で定義します。たとえば、耐久力とは瞬時の耐久力なのか、持続的な耐久力なのかといった具体的な区分です。そして、鍛えたい部位の目標と効果を言葉で明確にすることで、トレーニングの効果が変わってきます。

これは脳神経科学の分野でも説明されています。”体を動かす”という行動は、脳の指令によって行われます。無意識の動作であっても、意識して行うことで筋肉を能動的に動かすことが可能になります。”動かそう”という意思を持ち、トレーニングを行うことで、より効果的に筋肉を増やすことができるとされています。言葉を具体的にすることで、意識がその部位に集中し、筋肉や関節の可動域のトレーニングがより効果的になります。無意識のトレーニングよりも、短時間でより大きな効果が期待できるでしょう。

詳しくは、3月20日発売の新刊を購入してください。