トップオブトップのスポーツ選手は、遠慮せずに環境を作っている
スポーツをさせてもらっている。この認識がスポーツ選手の成長の邪魔をしているのではないでしょうか?
させてもらっているので、これ以上人の手を借りるなんてできない。まして、課題や問題を話すなんてできない。
自分の抱えている課題や問題を人に話すことは、恥ずかしいことなのです。ですが、プロのスポーツ選手は、ひと味違っています。課題を人に話すことで解決する方法が見つかるなんて、なんて良いこと!と思うのでしょう。
というのは、それほどまでに自らのゴール達成に貪欲なのです。
使えるモノは何でも使う。というマインドが選手を成長する考え方だと僕は思うのです。
この使えるモノは何でも使う。こういうマインドになっている人は強いです。
人間で完璧な人などひとりもいないことは、人類100万年の歴史が物語っています。どんなに高名な方でも悩んでいます。どれだけの結果を残したスポーツ選手も成長できると認識しています。
どれだけ結果を残しても、次の期間(例えば10年)には、記録は塗り替えられます。勝敗で勝ち負けは、その時だけです。いつでも勝ち負けが存在する以上、そのままでは勝ち続けることは困難です。
ということは、時間軸という要素を入れたとたん、完璧なチームなどなくなるのです。
自分ひとりではできないことがある。だから、使えるモノを使う。
僕はひとりでは何にもできません。
だから、パーソナルコンピューターをつかうし、ソフトも使います。
洋服も作れなければ、食料品を畑で作ることはできません。
だから、洋服屋に行くし、スーパーにも行きます。
おいしい料理を作ることはできません。面白いドラマを作ることはできません。
だから、食堂に行くし、テレビを見ます。
ホワイトボードに文字を書いていますが、ホワイトボードを作ることはできません。ホワイトボードマーカーを作ることもできません。
だから、文房具屋さんにいって買ってきます。
他にもできない事があります。
だからいろんな人に助けてもらっています。
ひとりでやらなければ!という思い込みを無くせばもっと成長できる。
考えを深める。やり方を発案する。これはひとりの作業と思い込んでいる方がいたとします。
考えを深めるために、どんな材料を用意しますか?
やり方を深めるためには、どんな見方をすればいいですか?
何もないところで考えを深めることは可能ですか?
トップオブトップは、こんな時にコーチングというサービスを利用しています。
考えを深め、判断する。想定できないことを想像できる環境を作るためにコーチングの時間を利用するのです。
「一兆ドルコーチ」(ダイヤモンド社:エリック・シュミット著)という本の中で、スティーブ・ジョブス、エリック・シュミットたちがビル・キャンベルと散歩をしながら判断する環境を自ら作っている話が書かれています。
僕の考えでは、結果を残す人達は、自らの環境を能動的に作り出すのです。
例えば、
- 異分野の人の視点を取り入れる
- 別の食事をする。
- 居心地の悪い場所に行く
- 辛辣な意見を受け入れる。
これが考えを深めていくのだと、僕は考えています。
だから、考えを深めたいときには考えを深められる環境を”あなた”が創り出して行くのです。
洗濯機は時間を生み出した。
真心を込めて、洗濯することが汚れものを綺麗にするコツなんです。
だから、毎日手洗いで洗濯しています。
素晴らしいです。本当に。
江戸時代、明治時代、人々は洗濯に一日24時間のうち2-3時間かけていました。
洗濯機が発明され、一般に利用できるようになっています。
もし、あなたになりたいモノができたとします。そのとき、洗濯にかけていた時間を勉強や行動に時間を割り当てることができる人とできない人では、その未来にどんな違いがあると想像しますか。
洗濯機を使う=他の人の手を借りる。
あなたの未来の為に、他の人の手を借りる勇気をもつことをお奨めします。