体で覚えさせるは「ウソ」
昔から言われていた。体で覚えさせる。こんな噓八百を平気でいっていた自分が恥ずかしい。でも、これが常識だったし、半世紀前は、そんな指導があたりまえだった。
イメージトレーニングなんて、そんな発想無かったし、そんなものはスポーツには関係ないとおもっていた。
二十歳を過ぎて、スキー番組の宣伝。確か”SALOMON”だったと思うけど、その宣伝をみて”へえ~”とおもった。回転競技の選手らしき人が、目をつぶり、手を動かしながらイメージしている姿なんですよ。
これも新鮮だった。
バイクに乗っていた友人が、峠を走るイメージを僕の部屋でうるさいくらいにやっていた。峠を何度もはしることは、危険と隣り合わせなのです。まして、公道だから何度も走るわけには行かないのですよ。
彼は
「23番目のカーブを過ぎた直線で80km/hまで上げる。2足、3足、4足で回転数は7000。カーブの手前10m地点で20km/hに減速。15m手前で4足から2足にシフトダウンする。5m手前で、フロントブレーキを解放して、フロントが浮いたところで、車体を一気に倒す。2足キープで時速25km/hでカーブの出口に向かう・・・」
と僕のアパートで、「ふいん、ふいん」とエンジン音を叫びながら話していた。
なんだこいつは!
と思っていた。数日後、「おーい!茂木くん。出来たぞ!弥彦の23カーブ。一発でイメージ通りに似蹴られたぞ!」と嘻々として報告してくれた!
ほとんど、ぶっつけ本番でクリアした。
すげえ~と思う。
彼はイメージして、イメージ通りに動くよう、脳神経に刺激を与え続けたのだと理解出来る。
脳神経に刺激⇒言語化して、組み立てた!
ということ。
かれもひとりでは言えないので、わざわざ僕のアパートに来て、イメージしていた。
「うるさいなあ~」といって邪険にしても
「ひとりだと虚しいんだよね。付き合ってよ!」と言われて、押しかけてきたんだよね~
言語化することは、実現化の確率を高めるのだなあ~と実感する。
だから、アスリートとして成りたい姿を現実化するために、言語化する事。これはかなり有効なツールなのだと思うのです。
アスリートだから、言葉が効果的に作用する!と本気で思っている
トップアスリートへの道は、言語化することで拓ける。
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