スポーツコミュニケーション

「思い⇒言葉」の変換プログラムを「脳」にインストールする。

思いを伝える。

おしゃべりには、様々な効用がある。
しかし、なかなか広がらない。

何故なのかは解らない。

もし、あなたが能力を発揮してやりがいをもって生きて行くために、言葉を増やす事は効果的なことだと思う。

言葉にできることは、武器になる。

そんな本は沢山ある。本を読んで言葉を覚えた気になる。たしかに、本を読むことが効果的なやり方の一つだと思う。
さらに効果的にするには、喋ることだ。
ある項目について徹底的に話す事だと思っている。

市立船橋のバレー部の監督が逮捕された。

暴力というコミュニケーションツールでその方は結果を出してきたのだろう。
その成功体験が故に、自分のスタイルを貫き通した結果、今の時代では「逮捕」という結果を導き出した。

20年前であれば、愛情の表現が通用した。今の時代は通用しないという時代の流れに対応出来なかったのだろう。

暴力や暴言で人を統制する。

僕の想像だが、明治以降、富国強兵を是とする時代に日本は入った。
軍隊を早期に増強するためには強制が有効な手段の一つであることは事実。
その後、第二次世界大戦を経ても尚、高度成長時代、バブル期以降も続いてきたのも現実だろう。

「解雇されるのが怖いから、従う」
「給料が下がるのが嫌だから従う」

こんなロジックがあったのだと思う。

このロジックを使ってマネジメントをしていると、今の時代は「逮捕」される危険性が高くなっている。

今の時代「強制で統制するのは犯罪」になる可能性がある。

そういうことなのだ。

では、どんなやり方で統制するのか?
ということになる。

青山大学の原監督は「言葉で伝える」という方法を提唱している。

このやり方も一つだ。

指導者自身が言葉を知らない場合もある。
そんなときは指導者自身がもどかしくなり、暴力に訴えてしまうのではないだろうか?

思いを言葉にする。

思い⇒言葉。

変換を行うのは「脳」なのだ。「脳」に「思い⇒言葉」というプログラムが存在しない場合には、できないのだ。

このプログラムを「脳」にインストールすればいいのだ。

脳にインストールするためには、、
インストールは脳内に変換する習慣を作ればいい。
それだけの話なのだ。

単純だけど、手間がかかる。

筋肉をつけるのと同じなのだと思う。
一朝一夕にはできない。

日々、トレーニングするしかないのだ。

おしゃべりにもいろいろある。

僕がおしゃべりパートナーと称しているのも、効果的なトレーニングができるパートナーだからだ。

僕が取り入れている手法はアメリカ流のコーチングである。

この手法は、目的、目標など話題を最初に設定する。話題を中心におしゃべりをする。その手法を用いることで、脳内に「思い⇒言葉」に変換するプログラムをインストールするのだ。

このプログラムをインストールして、活用していけば件の「逮捕」に至る事案が少なくなると信じている。

スポーツ指導者の方々。アスリートの方々には、良い「おしゃべりパートナー」を見つけてほしいし、是非つけるべきだとおもう。

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なぜなら、おしゃべりすることが、パフォーマンスを向上する効果的な手法なのだから

令和5年3月1日(水) 8:21
茂木ゆういち