僕はアスリートではありませんので、訊いてみたいことです。
アスリート、スポーツ選手は体を動かします。野球であれば、捕る、打つ、投げる。というテクニックが大事だといわれています。
基本動作といわれています。高校球児のとき、諸先輩達はこのテクニックの優劣を争っていました。このテクニックは”素質”である。という風に大人の人達に言われていました。僕自身は、そのことを”素直”に信じていましたから、自分には”素質はない”と思い込んでいました。
物理的な”体格”は素質かもしれません。手の長さ、骨格などはその通りです。
体格、骨格は後天的には難しいかもしれません。
でも。本当にそうなのでしょうか?
DNA
1 ⇒デオキシリボ核酸
大辞泉
2 俗に、遺伝子のこと。また、先祖から子孫へ連綿と伝わるもの。「父の―を受け継ぐ」「歴代モデルの―を引き継いだ新車」「ジャーナリスト精神の―を継承する」
ここにも書いてある”俗に”と表現があります。
”俗に” なのです。
最近の学説では、「素質は遺伝しない」となっています。この”俗に”は、否定されています。
一子相伝みたいなことはあり得ないのだそうです。ですが、私たちは俗説に流されてしまいます。

素質は遺伝するのよ!
だから、頑張っても無駄!
アスリートを目指す人には、科学的なアプローチをしてもらいたいのです。
私たちの周りには”血筋”とか”家系”とかいう言葉が溢れています。そして”お金”というものが才能を左右する。という”俗説”がまん延しています。
だれも疑わずに信じ込んでいます。それが、アスリートの成長を阻んでいるのに、それに気づいていないのです。
体格は重要なファクターですが、有利不利程度のものでしかない。と思います。小さければ小さいなりの存在の仕方があると思います。
自らの体格的な特徴を活かす。という考え方にシフトしてもらいたいと思えます。
為末大さんというアスリートがいます。短距離アスリートでしたが、障害物アスリートに競技種目を変更しました。自分の体格を活かした代表的な事例だと思います。
自分の体格を知って、自分の持っているものをどのように活かしていくと、世界で活躍できるアスリートになれるのか?と思考した末に行った競技変更です。
今の時代には、デジタル測定機器が出回っていますので、自らの体格を知ることは20年前と比較すればい容易になっています。データも蓄積されていますので、決断するまでの判断材料が多く出回っています。
その”今の時代”という環境を使ってみることを進めたいのです。
感覚も経験も大事。さらにデータを加える。科学的知見を入れる。
人間に備わっている感覚は、様々な情報を捉えます。その情報を脳が解析します。脳がどのように解析するかは、今の時代でも解明されていません。人間の行動は脳に支配されています。スポーツのパフォーマンスも脳に支配されています。
脳の特性として、忘却という機能を持っています。これを補うのがデジタルとなります。デジタルの情報を活用して、脳の特性をさらに活かすことができます。
これを活用してみることが、”素質”よりも有効な手段になり得ると考えています。
「”素質”に左右されず、今の時代を活用すること」、あなたがこれからアスリートとして生きていく為に持つべき「マインドセット」です。
ですが、このマインドセットを書き換えることが、容易ではないのです。
このマインドセットを変更することに有効なのが、「効果的な会話」です。
「効果的な会話」は、「忘れてしまった経験(知識)を会話によって活用できる状態にすること」「事実と思いこみを会話によって区別すること」と解釈します。
ひとりでは不可能なのが「会話」です。脳特性の一つに、「欠点」「弱点」を見つけ出すことが得意である。があります。セルフトークは、この特性が前面に出やすいのです。そのためセルフトークで自分を前向きにすることは難易度が高いことなのです。
セルフトークで欠点や弱点ではなく、長所や強みを見つける過程で「他人の言葉」がきっかけになることは経験値で実感出来るでしょう。
「他人の言葉」が脳特性を意図的に抑え込むことが可能になるのです。これも、脳神経科学からわかってきたことです。
マインドセットを書き換えて、自分の可能性を科学的に探る。
もし、あなたが”素質”という俗説に流されそうであれば、このプログラムを実行する価値があります。
まずは、このアンケートに答えて自分自身を知ることから始めてください。
アンケートの御礼に、願望実現の6箇条を1日1通お伝えします。
あなたがアスリートの夢を諦めないことを信じて、、
令和5年7月29日(土)
茂木ゆういち