スポーツコミュニケーション

もっと具体的にしているはず。アスリートは具体的な言葉からスタート。

パフォーマンスを上げるために、スポーツ選手に対応するために整えていること

スポーツ選手は個人である。

この当たり前のことを、頭にたたき込みます。これも僕の方法なのです。個別対話を行う場合、重要なポイントは、その人が唯一無二であること。この唯一無二を見逃すことは、一般論や常識というスポーツ選手の成長にとって、有益ではない状態を提案してしまう可能性が高いのです。

水泳日本選手権に挑むスポーツ選手

一般的には、普通は、という言葉を多用してしまいます。

これを避けるために、スポーツ中継を避けています。

一人ひとりの特性に興味関心をもって、対話をすることが、スポーツ選手の個性、つまりはスポーツで他の選手と圧倒的な差を生み出す武器を磨くことに有用だと認識しています。

構成作家の罠に陥らないために

スポーツ選手や指導者に対するクライアントを募集しています。そんな僕はスポーツのテレビ中継を見ることは出来るだけ避けています。なぜなら、アナウンサーの言葉に惑わされたり、影響されてしまうからなのです。

アナウンサーやシナリオライター、構成作家が書く原稿は、見ている人の感情を揺さぶる言葉を多用しています。感情を揺さぶる言葉の多くは、個人と抽象度をバランス良く配置しています。

抽象的な言葉で危険回避や損失回避を訴えます。その後、具体的に「あなたは準備できていますか」という方法です。

罠にはまらないように

何となく危険な感じを受けます。仮に自分がそうなったらどうしよう。と不安をかき立てます。そして具体的に「あなたは・・・」という流れをつくります。

そうすると、何かしなくちゃ!という気分になってしまうのです。

スポーツ中継でも、構成作家がいます。そしてシナリオがありますので、それに従って放送は進行します。それを見続けてしまうと、僕がスポーツ選手と話をするときに影響が出てきてしまうのです。

スポーツ選手が自らの武器を持つためにかける言葉が具体的であるコト

僕は、スポーツ選手と対話するときに、具体的な言葉を多用するように心がけます。最初は答えられない可能性が高いのです。それは、なれていないからなのです。

スポーツ中継に影響されている方々の声がけは、どれも抽象的です。そもそも、日本語は抽象的に表現する機会が多いのです。そこから、具体的な言葉にしていくためには訓練が必要となります。

具体的な言葉を多用すると、周辺に「面倒くさい」と言われる可能性は高いのですが、この方法は避けて通れません。

フィギュアスケートの靴

多くのオリンピック選手を育成している指導者、オリンピック出場した方々は、とことん細部にこだわります。細部にこだわる=具体化となります。

ですから、あなたも具体的な言葉を多用する対話を心がけてみては如何でしょうか?

この方法はメンタルトレーニングに応用することが可能です。

試してみたい方は、是非、私のセッションを受けてみてください。

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