コーチの雇い方

コーチの雇い方(15)一所懸命にしている人ほど、視野が狭くなる。なので、コーチを雇うことをオススメします。

”集中”って言葉があります。どんな意味だと思っていますか?という感じなんですけど、一点に集中するのか、いつでも対応できるように全方向に神経を張り巡らすのか?自分のスペースに神経を集中するのかとなります。

人にはキャパシティーがあります。そのキャパを超えると反応できなくなります。

自分には限界がない。だから全て持っている。みたいな考え方をしている人もいますが、現実的ではないのだと思っています。

高速道路を80km/hで走行しているときとあるって居るときと何かが違うと思いませんか?
僕は”違う”という認識です。
高速道路では、前しか認識できません。歩いているときには、210度くらいの視野がある感覚です。

一所懸命に何かをしている状況って、僕は高速道路を走っている状況だと思うんです。

もしくは、ジクソーパズルをしている時だったり、ゲームをしている時だと思います。一所懸命にあるコトに集中していることを想像してください。

周りで音がしたとき、音楽が流れていたとき、あなたの脇を泥棒さんが通ったとき、認識できないかもしれません。

少なくとも僕は認識できません。泥棒がいたとして、何かを盗まれたとしても気づかないでしょう。

起業して、経営して、今を一所懸命に泳いでいます。すると周りが見えなくなります。泥棒が入ったとしても気づきません。
実は、僕の人生にも泥棒が入ってきたんです。
それは”時間泥棒”というものが入ってきて、僕の時間を盗んでいきます。
そんなときがあります。目の前の事に一所懸命になっているときです。そのとき、”あなたのそばに誰かいる?”と問いかけてくれる人がいたら、多分時間泥棒に気づくことができたんでしょう。

起業して、経営していて、時間泥棒に気づくために僕は”コーチ”を雇っています。自らが周囲に視点が及ぶようにしています。

僕は時間泥棒に気づくために”コーチを雇っている”のかもしれないんです。

起業、経営している方、時間泥棒にはご用心です。

令和4年5月22日(日)
茂木ゆういち