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副業の森を彷徨っている人への余計なお節介。

「副業の森」をさまよう人材派遣おじさんの夢はまさかのユーチューバー」((https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/70099 参照 2022年5月13日))

こんな記事を目にするのです。
何を感じますか?

波平さんでいいじゃない?

阿呆だなあ~とか、悲哀とか感じますか?

ですが、この道、あなたも進むかもしれないんですよ!

起業してはや丸4年を過ぎました。公務員を辞めて、自分のやりたい事をするために仕事を始めています。

前途は洋々なんて全くわかりませんが、日々の時間は余裕があり、適度なストレスがあり、夜もよく眠れています。

副業の森を彷徨っているといっていますが、なぜ彷徨っているのかを考えて欲しいと願います。

つまりは、「何のために働くのか?という疑問を持って欲しい」という事なんです。なぜ、副業が必要なのか?どれだけの金額が必要なのか?それを知らずに副業を行うなんて、時間の浪費以外だと感じるのです。

そもそも、何のために生きているのかを考えて欲しいのです。

収入を確保する事は大事なのだと思うし、生活レベルを下げないということも大事だと思うし、、大事なものは人それぞれなのだという前提もあるので、提案レベルでお話したいと思います。

なぜ、副業を始めたいのか?そもそもを知っていて欲しいと思う。

会社の収入だけでは、良い生活が送れない。贅沢な暮らしができないということもあるでしょう。副業を始めている方は、そう思って始めていると仮定します。

ここで考えて欲しいのが「良い暮らし」というものと「贅沢な暮らし」の基準です。気をつけて欲しいのが、世間基準でなく自分基準で設定して欲しいということです。
気をつけて欲しい点は「平均年収」という言葉。平均年収に到達しているとか到達していないとかを考えるのではなく、どんな状態が自分にとって良い暮らしになるのかを定めていくことです。

例えば

毎年新しいスマホにする。
最新の車に乗りたい。

とか、あなたが良い暮らしと思える状態をイメージしていきます。

物欲ではなく、精神的な良い状態でも良いですし、安心でも良いです。あなたにとって良い状態とはどんな常態かをイメージするのです。

そのイメージができたら、次のステップです。

そのイメージを実現するためには、どのくらいの予算が必要で、収入はどの程度あれば良いのかを、計算していきます。大雑把で良いのです。とりあえず計算します。

そして、必要額が出てきたら、今の収入と突き合わせます。で、足りない場合に副業で収入を得る。という順番になります。

仮に、副業に費やしている時間が○時間あるとします。副業をしている時間が、あなたに撮って良い状態であれば良いのです。しかし、我慢する時間であれば、良い暮らしを阻んでいる時間になります。

それも考慮に入れてください。副業の時間の状態の満足度を想定してください。我慢しているのであれば、マイナス、満足していればプラスの符号で上下50%の幅で決める事をお奨めします。

○時間×(副業の満足度+何もしない時間の満足度)

こんな感じの計算式で副業している時間と何もしていない時間の比較をしても面白いかもしれません。

良い暮らしというのは、お金だけで計れる人であれば、収入のみで比較すればいいのです。

副業に費やしている時間を、例えば好きな映画を見る。レンタルでも何でも良いですし、図書館から好きな本を読みふけるでも良いですし、公園でボーッと余白を愉しむ時間にしても良いですし、、あなたにとって、「良い時間」に変換したとすれば、どうなのかな?と検証することも「あり」だと思います。

世の中「副業」とかって言っています。裏を返せば、副業という名の安い賃金での働く人材を生み出したい!という人材補給を「副業」という言葉で置き換えているかもしれません。この波に飲み込まれてしまって人生を台無しにするよりは、なにもしない時間の方がお金では得られない良い暮らしをする秘訣なのかもしれません。

令和4年5月13日(金)
茂木ゆういち