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空洞化しているというのは・・

何を嘆いているのやら・・

大学のランクで就職が可能だった僕たちの時代、今よりも学歴フィルターが強かった印象を持っています。進学率も今よりも低かったからだと思うのです。

無責任時代での就職

高度成長時代の映画の代表作「無責任時代」という植木等主演の映画でも学歴が就職につながるとう描き方をしていますし、就職してからは、上司にごまをすって生きていく生き方が描かれていました。その中では、学力など関係なく、調子良さが出世の秘訣であった。

このような時代に生きてきたのが、今の50代となります。30年以上、上記の価値観で生きてきたのです。その私たちが時代を創ってきたと行っても過言でもないと思います。その私たちの上の世代70才代はどっぷりと高度成長時代を過ごしてきました。行政というか政治も同じように過ごしています。その政治を支持していたのは紛れもない私たちなのです。

知識の蓄積こそが学力だと思わせている。

入学試験にしても、就職にしても、入ることに熱中し、入ってからは何となくいきていけるし、遊んで良いと思わせていたのも私たちです。受験や就職は知識さえあれば合格できるという条件だったのですから、知識を蓄えることに熱中しています。しかし、入学するまでです。入学したら、ほとんどの場合は何の問題もなく卒業できます。※僕の友人は留年していましたが・・・

全ての評価は「知っている」です。考える事などは関係なく「知っている」だけで評価されるのです。でも、それは、入学するまで、入社するまでという認識を植え込んでいたとすれば、今の現状は当然の結果であるのです。

この状態は何年続いているのでしょうか?

20年以上前から、同じようなことが言われていますし、今回の記事を見ても20年前から変わっていないように感じています。ということは社会として変わらなくて良いと判断していた結果であるということです。なので、今更ながらという感もしています。

だから、どうすれば良いのか?このままで良いのか?という問いに対しては「否」と答える事になります。

日経新聞がこのような記事を出したと言うこと、その裏を読んでいくことになります。20年も前から同じように言われていたことが、今回又言われている。かわらなければどうなるのかは、ここ20年の日本を振り返ればわかるはずです。

まずは、私から備えていく。

私は、対話から思考力やらを鍛えていくサービスを提供しています。そこから始めています。この思考力を鍛えることで主体性が増します。さらに、世間の声から解放されていきます。物事の事実を見つめる勇気を持つことも可能なのです。

最初は苦痛です。対話自体が、自分を見つめることになるため、じぶんの見たくない事まで見つめてしまうので大変です。主体性を身につけるために、自分の認めたくない部分を見ることは効果的なのです。個人的な体験なので、皆が同様になるかと思いません。ですが自分は、この対話を通じて、自分をわかり、行動力が増して、判断力、決断力が格段に増しています。そのため、学習意欲が高まりました。

形など、どうでも良いですが、形に頼って生きることがなくなってきました。全ては行動からつくられていきます。そう理解出来たときから、安心も手に入れるコトが可能になりました。良いことづくしです。

僕に対話サービス(コーチング)を依頼するときには、相応の覚悟をもってきてくださいね。

令和4年5月6日(金)
茂木ゆういち

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