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予定通りに行かないことを責めている人は、成功しないと思うんです。予定通りに行かない事を嘆いても始まらない!

今日は月一回の会計処理日
一年間の会計処理日を決めていて、そのルーティンの作業。決めてあるからできることがあります。

この会計処理日、昨年の10月に決めています。

クレジットの引き落としが行われる翌日、翌々日を中心に予定を組み入れています。

エクセルでカレンダーをつくって、そこに入力しています。
年間カレンダーを紙の手帳に移して、毎月、毎週の予定を実行レベルで組み立てています。

年間の予定は、あくまでも予定。
実行できるもの、実行できないもの、遅れるもの様々です。

それでいいんです。だって、予定だから・・

母に幼きころ、こう言われて育ちました。
「予定は未定にして決定にあらず!」

いつでも変更して良いし、できなくても良いし、、

これが、呵責にならずに今に至っています。

メリットは呵責にならない、です。ただ、小学校の夏休みの計画表で言われたことが「なぜ、計画通りにできないの?」((^0^))でした。

母親はこうも言いました「計画通りできたら良かったね」と・・
さらに追い打ちをかけます。
「計画通りにしなかったのは、お前がしたことだよね。夏休みはあと3日。どうする?」 と・・

で、僕は小学校3年生頃はその当時では遅い23時頃まで絵を描いていました。
脇では父母が寝息を立てて寝ている状況です。

そのことから、自己決定権を与えてくれてたのだなあと思い返します。

その経験が半世紀後に習慣化するように変わってきましたが、今でも計画通りに進めるのは苦手です。

計画通りに進まないこともあります。
計画通りに進むこともあります。

大事なのは、「だったら、どうしよう?」「今から何をすればいいのか?」という問いかけだと思っています。

将来の事を思うことも大事です。人の脳は生き残る為にリスクに対して鋭敏な機能を持ち合わせていますので、将来のリスクでも察知してしまいます。その影響が大きい場合には、ネガティブになってしまうことがあります。

そのため、そのネガティブを受け止めて、さらにネガティブになってしまうことが在るのではないでしょうか?

そのネガティブな視点を切り替えるために「だったらどうしよう」「今から何をすればいいの」と今に焦点をあてていくことが可能になります。

この点は、幾つも失敗を経験して、そこから何かを成功させていく経験を持っていればできるのです。

最初からできる人は少数だと思うのです。

だからこそ、そのリスクを承知して(聴き止めて)、その後の思考に目を向けさせる問いが有効なのです。

欧米の経営者の多くがコーチを雇っているのは、この思考に自分の思考を導くためナノです。人としての本来の状態。実は弱い存在で、誘惑に負けてしまって、人の助けをもらうことは当たり前の事である。と考える欧米でコーチを雇うことを是とする背景かもしれません。だからこそ、多くの失敗から学ぶ事ができて、そこから成功への道を進むことが可能になるのです。

一方、日本では「一人で何でもできないと、一人前ではありません」とかいう、人間としての本質外した思考が優位になっているのではないでしょうか?弱点を弱点として理解していない状態なのです。神話にでてくる「アキレス」が弱点である踵を攻撃されて倒されるのです。その話を想起します。

弱いところを誰かに助けてもらう、支援してもらう。という意識や考えが浸透したら日本は、チャレンジャーな社会に変わって行くんじゃないでしょうか?

と、会計処理の合間に書いています。

さて、これらか会計処理を再開してきます。

令和4年4月5日(火) 10:32 茂木ゆういち