「思考は現実化する」を改めて読み返す。そして、これを読んでいないアスリート(スポーツ選手)に強く奨めたいと思う理由
2005年に第一版が出版された自己啓発本の一冊です。私はこれを10年ほど前に購入し一読しました。アメリカ流コーチングサービスをアスリートに奨めるにあたり、言語化、思考を多用してきました。そして、多くのアスリート(スポーツ選手)に読んでほしいと思い、紹介します。
この本の英語のタイトルは「Think and Grow Rich」です。日本タイトルとニュアンスが異なるかもしれません。Think は「考える」です。Grow は「増大する」「成長」です。Rich は、「富」「裕福」であす。最後のRich は「大金」などのように「貨幣」を思い起こします。ですが、語源として「勢いを増す」とあります。ですので、「考える、そして、勢いをさらに増大させる」となります。「現実化」という言葉とは、本来ナポレオン・ヒルが伝えたかったこととは異なるタイトルかもしれません。
この本に紹介されていることは、古くさいものでもなく、21世紀においても充分に通用することと判断しています。
SNSやyoutubeなどの成功者が語っている内容とブレが少ないと認識しています。
そのため、現在、成功している方々が実践していることなのです。
これは、スポーツの現場でも言い得ることなのです。スポーツとビジネスは異なる認識を持っている方は放っておきましょう。
スポーツで成功者になれる方(後にビジネスでも成功者になっている方)は、みずから実践している内容と思えます。
現在アスリート、スポーツ選手で成功したい方に、一読して欲しい本の一冊です。
思考は現実化するの章立てを紹介します。
- 第一章 思考は現実化しようとする衝動を秘めている。
- 第二章 願望の設定は、あらゆるものの達成の出発点である。
- 第三章 信念は願望実現の原動力である。
- 第四章 深層自己説得を活用する
- 第五章 個人的経験と観察力を高める
- 第六章 脳の中に浮かぶ森羅万象の世界を活用せよ
- 第七章 体型的な行動計画を立てる
- 第八章 速やかに決断せよ
- 第九章 忍耐力を身につける
- 第十章 マスターマインドの力
- 第十一章 モチベーションを生み出す魔法のアイディア
- 第十二章 潜在意識は海面下の王国である
- 第十三章 頭脳は宇宙が宿る小さな器である
- 第十四章 第六感は英知の殿堂への扉を開く
- 第十五章 強烈な本能を創造的な物に転換せよ
- 第十六章 失敗も生き物である
- 第十七章 カナシミを通して魂にいたれ
- 第十八章 不安という名の7つの亡霊
以上の18章から成り立っています。
考える選手になるということは、思考を現実化するための最低条件では?
以上の章立てを読んで何を思いますか?
誰かに教えてもらう・・・という物は1つもありません。本書の中にこんな文章が紹介されています。
脳力は使わなければないのと同じだ
私たちはすべて、この世に生まれ出たときに、神さまからふたつの封筒を頂いています。封印された封筒です。そのひとつには、自分の脳力を意識的に、有効に活用した場合に与えられる富や報酬の長いリストが入っています。もう一つにも、同じように長いリストが入っていますが、これは、自分の脳力を活用できなかったときに与えられる罰のリストです。大自然は、特別に人間だけに、最も素晴らしい脳力をお与えになりました。考える脳力です。人間自身が、それを活用するためにお与えになったのです。
「思考を現実化する(ナポレオン・ヒル著 田中孝顕 訳)携帯版」 P77
脳力を使っていますか?という問いを改めてします。
あなたが成りたいアスリート像を現実化するために、脳力を使っていますか?
- 誰かの言うなりではありませんか?
- 成功者に従っていませんか?
- 自分の願望を持っていますか?
- マスターマインドを身につけていますか?
- 本能を創造的な物に転換していますか?
仮に、まだ脳力をつかっていないのであれば、あなたが成功する余地はかなり残されています。
人間が動物であることを知ることで、次の一手が打てる。
「思考を現実化する」この章立ての通りに実践できたら、きっとあなたは超一流のアスリートになれると私は認識しています。
ですが、誰でもできるわけではありません。人間に与えられた脳力ですが、人間の本質として一人で実現できないというのも事実です。
脳力を鍛えるにも、フィジカルを鍛えるにもエネルギーとモチベーションが必要です。人間の本質は動物です。サバンナのライオンを観察してください。ゴリラやキリンを観察してください。生きる為に動くこと以外は、昼寝をしているのです。生きること、食物や水を得ることには活動しますが、それ以外の活動はありません。なぜなら、エネルギーを消費するからです。エネルギーを消費するとまた、食物を食べる必要があります。そうすると、狩りに出かけなければなりません。ですから、普段は昼寝しています。
人間は動物である。余分なエネルギーは使いたくない。
余分とは、「生きて子孫を残すこと以外全部」とする。スポーツも、ビジネスも余分なコトに該当します。
余分なエネルギーを使うスポーツ、ビジネスにエネルギーを使うためにはもう一つの「動機(欲望・願望)」が必要になります。
「動機」に該当するものが「欲望・願望」です。「なりたい」「したい」という欲望です。ただ、本質ではないので、意識していない状態が続くと、本質的に「忘れて」しまうと僕はおもいます。人間という物はとかく忘れやすく、持続性が低い生き物であり、緊急性があるものに囚われてしまうのではないでしょうか?
だからこそ、成功する事(自分の願望が叶うこと)が難しいのでしょう。
成功するために人間の脳力を高めるために、別の人の力を借りること。
一人でする。独力でする。一人で何事も達成する。
これを座右の銘にしているアスリートの方々。ナンセンスだと思います。今、あなたは誰の助けも借りずに今の生活をしていますか?
本気でそう思っていたなら、視野が狭すぎます。めちゃくちゃ狭すぎます。
- あなたの来ているウエアは誰が作っていますか?
- あなたの食料はだれが作っていますか?
- あなたの住処はだれが作ったものですか?
- あなたのトレーニング場所を用意してくれたのは誰ですか?
多くの人の手を借りています。既に知っていて、「もうこれ以上、誰の手も借りたくない。」と思いますか?
想い出してください。人はひとりでは生きることはできませんし、何かを成し遂げたいのであれば自分を最優先にしてください。今以上に・・
今以上に別の人の力を借りることが、脳力を活用することをお奨めします。そのために活用する方法をお知らせします。
思考を刺激し、パフォーマンスを最大化する!
思考を刺激する方法です。視野を広げ、視点を移動する方法。自分自身を客観視する環境です。
あなたの成功確率を高めるためにできることを試してみませんか?
その方法は、「思考を現実化する」の各章に対応するスキルがあります。
- 第一章 思考は現実化しようとする衝動を秘めている。⇒ 思考から衝動の言語化を促す
- 第二章 願望の設定は、あらゆるものの達成の出発点である。 ⇒ 願望の言語化を促す
- 第三章 信念は願望実現の原動力である。 ⇒ 信念の言語化を促す
- 第四章 深層自己説得を活用する ⇒ アクティブリスニングで深層自己の言語化を促す
- 第五章 個人的経験と観察力を高める ⇒ 今までの経験を資産にする
- 第六章 脳の中に浮かぶ森羅万象の世界を活用せよ ⇒ アクティブリスニングで言語化を促す
- 第七章 体系的な行動計画を立てる ⇒ 実現可能な行動計画を見える化する
- 第八章 速やかに決断せよ ⇒ 客観力、俯瞰視、言語化等により決断を促す
- 第九章 忍耐力を身につける ⇒ 苦しい先に成功があることを想像する
- 第十章 マスターマインドの力 ⇒ パートナーシップの構築する
- 第十一章 モチベーションを生み出す魔法のアイディア ⇒ 思考の枠を取り除き、発想する
- 第十二章 潜在意識は海面下の王国である ⇒ アクティブリスニングで潜在意識の言語化を促す
- 第十三章 頭脳は宇宙が宿る小さな器である ⇒ 思考の刺激、思考の枠を取り除く
- 第十四章 第六感は英知の殿堂への扉を開く ⇒ 想像の扉を歩く効果的な問いかけ
- 第十五章 強烈な本能を創造的な物に転換せよ ⇒ 想像を促す効果的な問いかけ
- 第十六章 失敗も生き物である ⇒ 行動を資産に変える。失敗をチャンスに見なす問いかけ
- 第十七章 悲しみを通して魂にいたれ ⇒ パートナーシップによる悲しみの受容・発展
- 第十八章 不安という名の7つの亡霊 ⇒ 不安を推進力に変える問いかけ
こんなに、マッチングしたサービスをうければあなたのアスリートとしての成功は夢ではなく、現実に近づくと僕は思うのです。しまも、これは全米で行なわれている方法です。
このサービスは誰に対しても有効な効果を及ぼすものではありません。条件があるのです。
条件はたった5つ
- 自らが結果を出す責任を負うこと
- 自らの行動に責任を負うこと
- 必死に言葉を紡ぐこと
- 必ず成功できると信じること
- 信頼と親密なパートナーシップを築くこと
これらの条件を守る自信のある方には、ナポレオン・ヒルが言うところの「Think and Grow Rich」になれるでしょう。
まず、自己分析をお奨めします。以下のアンケートに答えていただいた方には、「願望実現のための6箇条」を配信いたします。あなたの未来のために、行動してください。