ファンクショナル・コーチング

床屋さんのサービスを分解して、主目的を見いだしてみる。

床屋さんのサービスで提供している物は何だろう?

昨日床屋さんにいって散髪してきた。ファンクショナル・コーチングの特徴の機能定義をしてみる。まずは構成要素を書き出してみます。

他にもあるけど、とりあえずこんな形のサービスかな?

でこのサービスで実施していることを、顧客への働き(機能)を書き出してみる。働きは「(サービスは顧客にorの)○○○○する」と表現していくことがポイント。でやっていくことこんな風になっていきます。

まあ、こんな感じで各サービスの働き(機能)を書き込んでいくんです。サービスは何をしているのかが、見える化できている状態になるんです。これは、サービス提供者事に異なります。僕の主観から定義しています。落ちが出てくるのはご容赦です。

で、これを一度ばらばらにします。

なにがなんだかわからないですね。各サービスの機能がここにあるんです。で機能を「目的」「手段」で関連付けていきます。

適当に、ひとつ選んで「何のためにやっているのか?」と投げかけて、樹形図形式に整理していきます。

左側が目的、左側が手段。

足りない働きがあれば、追加していきます。

整理するとこんな感じになります。

Fastダイアグラム

整理された物を眺めます。

僕にとっての散髪サービスの主目的はこんな風に表現できるのです。


散髪サービスは「気持ちよさを味わう」ために行く!

どんなことで気持ちよさを味わうのかというと「爽快感を与えてもらったり、ヘアスタイルを保ってもらったり、見栄えを良くする」ということなのです。

何をしてもらっているのかというと、シャンプーとひげそりと散髪をしてもらうことをしてもらっています。

で、さらに気持ちよさを味わうために、心地の良い音楽と会話があれば、最高なんですね。


こんな感じです。

僕が床屋さんを選ぶ基準が少し見えます。心地よさを床屋さんに求めている。ということ。僕と同じような顧客を獲得するには、音楽、会話が加わると固定客になるんじゃないのでしょうか?

如何ですか?あなたのサービスもこんな風に見える化してみませんか?

作者

ホット・コミュニケーションズ 代表
1964年生まれ。ファンクショナル・コーチ
モチベーションの専門家。

【主な経歴】
大学卒業後、建設省関東地方建設局において、第四次全国総合開発の策定に携わる。その後、地元での仕事をするため群馬県庁に入庁。
群馬県庁において、巻き込み力をフルに使って組織としてモチベーションを高め、全国初の汚水処理率を公表。多々良沼・城沼自然再生協議会の基本構想を一年でとりまとめる。この頃から、個々人のモチベーションを向上することに興味を抱き、個人の能力を最大化させるための「コーチング」テクニックの習得に励む。マスターコーチの「谷口貴彦」氏に師事する。
個人の能力を最大化し、好きなことして生きていくためには、「ありのままで生きていくこと」である、と認識。

2017年 ホット・コミュニケーションズ設立

資格:国際コーチ連盟 認定 ACC、(一財)生涯学習開発財団認定マスターコーチ
(一)日本スポーツコーチング協会認定 スポーツコミュニケーションアドバイザー&コーチ
一級土木施工管理技士、(公財)日本バリュー・エンジニアリング協会認定 VEL

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