家が欲しい人に”鉋”は売れない
大工職人や建具職人などの木工に関わる人以外に”鉋”をほしがる人は居ません。ですが、自分でも呆れるほど、”鉋”を売りたい。その意識でブログやらなんやらを書いていたなあと反省しきりです。
そのとおりで、”鉋”というツールは手に入れたけど、結局何に使うのか?ということです。
僕の使命は”笑顔”になってもらう。こと。何かを達成してその人の触媒になることです。
僕の存在そのものが、クライアントの推進力になってもらうことが僕の生きる使命だと思います。
ですが、クライアントのニーズはそこにはない。
目の前の課題を解決することが”一大事”なのです。僕もそうです。
ただ、ゴールに向けて進むのか?闇雲に進んでいけばいいのか?ということを考えるのです。
この状況が、進みすぎると抽象的になり”コーチングを売る”みたいなことになります。
アスリートになるにしても、成功者になるにしても、全般的にサポートはできない
これを踏まえます。僕は全能の神さまでもないわけで、できるコトなどたかがしれています。そのできるコトを何に使うのか?
アスリートのどんな部分に影響ができるのかが重要なのです。
”思考”というテーマで商品を作ろうにも、曖昧すぎます。”思考が手に入ったところで何ができるのか”が理解されていないと通用しません。
もっと、具体的にする必要があります。
“家”を手にする事で幸せになる。
“家”を手にする事で豊かになる
幸せになるために!といったところで、どんな手段なのかを見せてあげることが重要なのだとおもったしだいなのです。
商品はより具体的に設定する。細かすぎてもいけない。良いあんばいの商品にする。
今、パッケージ名を考えています。
”鉋”にできるコトは以下のとおりです。
- 木肌をすべすべにする。
- 角をとる。
- 木を薄くする。
- ミクロン単位で厚さを調整する。
- 木の曲がりを修正する。
他にもありますが、これでは細かすぎます。他のツールやテクニックを使って、ニーズのあるパッケージである”家”に辿りつくことがいいと思います。
僕は今、その商品をアスリート向けにパッケージを進めていきます。パッケージがない限りは、顧客は買ってくれません。抽象的では買ってくれません。
顧客が商品を買った後に叶えたい状況がイメージできるパッケージになります。
今更ながら、ここまで辿りついた気がします。営業や商品開発の経験がない僕でもここまで来ることができます。
商品を、パッケージ化を進めていきます。