For アスリート/スポーツ選手

為末大さんが提案していること。

ワガママというより、人として当たり前のことと思う

「周りのことを考えなさい」と言われて育った日本人…「どうぞご自由に」と言われフリーズする理由とその末路 為末大「日本人はワガママな短距離走者をもっと見習うべきだ」 #プレジデントオンライン https://president.jp/articles/-/81717

まったくもって、そのとおりと思ってしまう。僕が日本人にコーチを活用してほしいと考えている理由のひとつが、為末さんの言っていることにある。

日本人は、小さい頃から賞罰によって、従順であるコトに価値があるとすり込まれている。みんなと同じ事、自分の事は放っておいて周りを優先する。そのことが、「価値のある人」と思い込まされている。

為末さんの記事はこのことに、ひとつの意見を言っている。

とはいいつつ、著名な人の意見に従おうとする性質

僕の認識としては、著名人の意見に従おうとしてしまうその性質も課題のひとつだとおもうのだ。為末さんが言っているから、ひろゆきさんが言っているから、堀江さんが言っているからその意見は正しいと思ってしまう性質もいかがなものかと思っている。

影響力というのは確かにあるので、プロパガンダには有効なので僕も引用はしている。重要だと思うのは、「一人の意見」であるという点。ここを抑えておいてほしいのだ。

著名な人に対して、反対したり、賛同したりするのは、その人の判断。著名な人=正しい。と思ってしまうのが、人間の性質だと思っている。

スポーツにおいて、優先すべきは「やりたい、なりたい」

スポーツは指導者に教えられて上手になる。だから指導者の言うことに素直に従いなさい!というふうに大人に子どもは洗脳させられる。

「従いなさい」が優先して、「やりたい・なりたい」が後回しになっているかもしれないとおもうのだ。最悪なのは「やりたい・なりたい」は言ってはいけません。という認識に陥っているとしたら、スポーツ選手として成長は望めないとおもうのだ。

体を酷使するスポーツにおいて、「言うとおりにしなければ」ということは、体を酷使するストレスに義務的なストレスが加わることになる。とすればストレスが過剰になってしまうのではないか?

スポーツにおいてパフォーマンスを向上させたいのであれば、選手としてこの状態を作りだしてはまずいと思えている。

環境は直ぐに変わらない。自ら別の環境を手にする

わがままに「やりたい・なりたい」を追及したいとおもっているのならば、自ら環境を変えていけばいいだけなのだ。「やりたい・なりたい」を追及できる環境にうつればいい。いわゆる自由な環境。日本以外の国は、基本的に「やりたい・なりたい」を優先する。だから、海外へ活動拠点を移すことになる。

しかし、全ての人が海外に行けるわけではないし、海外を好まない人もいる。その状況で、今の日本のビジネス、スポーツ界でその環境を提供している場所は少ないと僕は思っている。

日本でも、一部でもあるが自分の「やりたい・なりたい」を吐露できて、整理できる環境を手にする事は可能なのです。

ICFの認定コーチは原則的に「やりたい・なりたい」を叶えるパートナー

ICF(国際コーチング連盟)という組織があり、その組織に認定されているコーチたちは「やりたい・なりたい」を叶えるためのパートナーなのだ。そして、「やりたい・なりたい」を叶えるためのコミュニケーショントレーニングを受け、その能力を認定している組織なのです。

人間がイノベーションを起こしたのは、個人の都合と書いている。個人の都合=個人のやりたい・なりたいであり、やりたい・なりたいを具体化した物がイノベーションなのです。具体化するために、人間は言葉を使っているのです。

自分の都合を聞いてくれるパートナーがいてくれることで、現実化が可能になってくると僕はおもっているのです。

だから、スポーツ選手がICF認定コーチを雇うことは、非常に効果的かつ有効な手法なのです。

ICF認定コーチを雇う価値を考えよう

ICF認定コーチを雇う

この場合、「やりたい・なりたい」が前面にでてきます。やりたいことなりたいことを話していることになります。そして、コーチは効果的な聴き方で問いかけでスポーツ選手の「やりたい・なりたい」の解像度を上げていきます。選手がもつ「やりたい・なりたい」の現実化へ向けた実行計画を構築する環境を提供するのです。

とすれば、ストレスは体を酷使することのみになります。さらに、実現できそうな気がしますので、モチベーションが上がり、主体的な行動が増えていきます。

そして、現実化に近づけば近づくほど、その後の人生に多大な影響を与えて行きます。

ICF認定コーチを雇わない

この場合、「やらねばならない・ならなくちゃいけない」が前面にでてきます。義務感が感情の大部分を占めてしまいます。できなかった時にはネガティブな感情が選手の思考の大部分をしめることになります。すると、どうなっていくのでしょうか?

実現化が遠のきます。遠のけば遠のくほど焦りが生じてきます。そして、その後の人生に多大な影響を与えて行きます。

さあ、あなたはコーチを雇う価値をどのように見積もりますか?

是非一度体験することをお奨めします。

自分の意見を言えずに成長機会を逃しているスポーツ選手は一度僕とのセッションをしてください。

感覚が変わって行くことが実感できるでしょう。