2021年は「モチベーション・コーチ」だったけど、もっと進化します。

2021年はモチベーションを上げる方法として、目的と今していることを因数分解することを念頭に仕事をしていました。一昨年から、とある企業にファシリテーションとしてサポートに入っています。その中で、主にしていたのが「機能系統図」を作成する。という内容になってきたんです。
「機能系統図」これはバリューエンジナリング手法の前半で作成するものです。現在の状態は「何のためにあるのか?」「誰のためにあるのか?」を中心に分析を行います。
その後に、扱う機能を選びます。それが「誰のため?」という基準で選びます。扱う機能の価値を向上させるための機能とCost分析を行って、事業の価値向上を図っていく・・
その手法の前半で作成するのが「機能系統図」というものです。
個人の目標設定にも有効な機能系統図
機能系統図は、

こんな形をしています。左側が目的、右側が手段です。目的を達成するために何をするのか?さらに、具体的にしていくんです。
今していることが、主目的に通じているのか?どんなリンクをしているのか?を見える化していきます。
個人事業主で仕事をしていると、手段にばっかり目が行くことがしばしばあります。ひとつの手段がうまくいかないと、「ああ、もうだめだ!」という思いがわき上がります。
そして、モチベーションが下がり、行動量が少なくなってきます。だんだんと閉塞感が意識を支配していきます。
機能系統図を見える化して手に持つ効用
上記の系統図を見てください。「対戦相手の能力を超える」ためにどんなことをすれば良いのか?「チームの能力を最大化する」という手法で望みます。「チームの能力を最大化する」ためには何をすればいいのか?「チームをマネジメントする」「個人の能力を最大化する」「個人の能力をマネジメントする」「チームワークを整える」という手段があります。
対戦相手を凌駕するために「個人の能力をマネジメントする」だけに視点をあてていた。でもうまくいかなかった。それだけで、意欲を失うのは早計かもしれません。
なぜなら、別の手段「チームワークを整える」というものがあります。その手段に磨きをかければ、「対戦相手の能力を超える」という目的にたどり着く可能性があります。
幾つもの選択肢が、この機能系統図から読み取ることができるのです。
スピードを速めると視野が狭くなる。
歩く、走る、自転車、オートバイ、自動車、新幹線と出せるスピードがどんどん速くなります。運転手の視野は、スピードと反比例で狭くなっていきます。
それは、真剣に前を見ているからです。
私もそうです。真剣に仕事をしていると見失うんです。今していることに100%の力を注ぐと、それ以外が無意味に思えてきます。
今していることが、ダメなときに失意のどん底に沈むのか?それとも別の手段を試しに行くのか?その選択によって、成功確率は段違いに変化します。
見える化がもたらす物
見える化。紙出力として持っていることで、選択肢をいつでも取り出せるのです。これがダメでも次がる。という状況でチャレンジ出来るから「安心感」をもって仕事ができます。まあ、保険をかけているのと同じでしょうか?ですが、保険よりももっと効果的な実行案です。
機能にこだわる
「何のために仕事をしているのか?」「それは誰のためなのか?」を突き詰めて,見える化していくこと!今年のこだわりです。
Whyからはじめよ!という本があります。私の言う「最上位機能」はWhyと同質のものと思うのです。
私と共に作成する機能系統図は、あなたの行動をつくるとともに、あなたの意欲をかき立てるWhyを創り出して行きます。
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