For アスリート/スポーツ選手

もっと強くなるために、もっと思考を深めよ

最後は体力勝負になる

体力勝負になる。ただしが付く。というのは、思考力が止まっている状態のまま勝負事をしていても負けてしまうからだ。だから、思考力を止めない。という意味での体力が必要になる。

勘違いしているのは”体力”という意味。身体能力を筋力、持久力、瞬発力のみで片付けてはいないだろうか。もし、そうだとしたら残念だけどそれ以上強くはならないと思っている。

身体能力は、頭も含めたもの

スポーツ選手は、自在に手足を動かし競技を競う。手足を自在に動かすためには脳も内臓も必要。筋力だけではないという事実を忘れてやしないだろうか。

確かに筋力は必要であるし、持久力や瞬発力は必要だし高める必要がある。競技に勝つのはそれだけではない。すでに承知している方々は良いのだが、それだけだと思っている指導者や選手は要注意だ。

テクニックだけでは勝てない。ではどうするのか?

フィジカルだけじゃない。だったらテクニックがあれば勝てるだろう。という人も多いと思う。それも不十分なのだ。

例え、テクニックが備わっていたとしてもテクニックを発揮する場面を誤ったら勝てはしない。野球のピッチャーがツーシーム、フォーシーム、スライダーなど超一流のボールが投げられても勝てない場合がある。

それは、選択を誤る場合なのだ。いつ、どこで、誰に投げるのかを誤ったら意味がないのだ。

思考力を高める。思考を止めない。

思考力を高める環境は、学校教育には存在しない。そう言い切ってみる。「全員揃って」「みんないっしょに」「なぜ、同じにできないのか」というものが前提となっているからだ。

みんなと同じに思考する。これではスポーツの世界では勝てやしない。スポーツ選手ならばわかっていることだ。

スポーツ指導の多くの現場は教育現場で行われているのだから、学校教育の延長なのだから学校でスポーツを教えてもらっても、思考は育ちにくい。

思考力を深めるために、脳トレでは上手くいかない。

脳トレは、思考力を深めない。脳トレは記憶や連想という感じだけど、スポーツ競技において一般的な脳トレでは不十分なのだ。

スポーツにおける思考力とは、選択肢を増やしたり、判断力を備えたり、決断力を身につけたり、想像したりすることもある。それ以上に思考力の区分はある。

振り返り、分析し、具体化し発案する為に費やす時間が思考力を高める。思考力は多視点であればあるほどバリエーションを生む。

一人きりでは、好きな事、なれたことで思考をしてしまう。プレーがワンパターンになるのは、これが原因なのだ。だから、他の人との対話が思考力を高めるポイントになる。

個人の能力をたかめる=思考力を高める

集団主義が強すぎる日本では、「チームのために」「組織のために」といって個人を犠牲にすることがまかり通ってきた。

自分で考えたことをする=ワガママである。

との烙印を押される。それが、今は通用しない。チームに力を高めるには個人の能力を高める以外に方法はない。それぞれを組み合わせるのが、マネジメントのになる。

個人の能力を高めるためには、思考力を高めるのが効果的な方法になる。手足の長さやフィジカル、テクニックが全員が異なっているのだから、全員同じにできない。そうすると、指導者の指導が有効にならない場合があるから、自ら考え答えを出すしかない。

だから、思考力を高めて行けば、個人の能力は高まるのである。

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