ファンクショナル=機能的な
コーチング=本人が自ら考え行動する能力を、コーチが対話を通して引き出す指導術。
あなたが抱えている課題。あなたが叶えたい夢。あなたがなりたい状態。それらを手段と目的(以下、目標と言います。)に分解して、関連づけていくコーチングセッションです。
セッションでのアウトプットは下図のようになります。

上記図のことを「樹形図」と言います。
上記の例は、「散髪サービス」:提供したいサービスを樹形図に表した樹形図です。
散髪サービスを提供する重要な目的を視覚化します。
仮にあなたが、「散髪サービス」を提供したい。床屋さんや美容院を開業したい「夢」「希望」を持っていたとします。「散髪サービスを提供したいんだ!」と強い思いをもって開業します。
なにから、始めますか?
どんな人を対象としたいのですか?
そもそも何のために「散髪サービス」を提供するのですか?
という問いに対する答えが曖昧なままだとします。すると、特色も無く特徴も無い「散髪サービス」の提供者になるだけなんです。
繁盛しているお店のオーナーの話
あるビストロでオーナーに「このビストロはどんなコンセプトなんですか?」と伺いました。すると、「スペインの雰囲気を味わってもらうのがこのビストロのコンセプトです」と答えていただきました。
では、この壁の色はどうやって決めたのですか?
この装飾を採用した理由は何ですか?
と伺うと、逐一お答えを頂くことができたのです。
このビストロの重要な目的は「スペインの雰囲気を味わう」なのです。その目的を果たすための手段を積み重ねています。そして、調和のとれた「スペインの雰囲気」を構成しているのです。
「スペインの雰囲気を味わう」ための「スペインの料理を提供する」とか
「スペインの雰囲気を味わう」ための「スペインの楽曲のBGMを流す」とか
「スペインの雰囲気を味わう」ための「スペインの絵を飾る」とか
を実行しているというお話を伺ったのです。
繁盛していないお店のオーナーのお話
別のお店で同じようにお話を伺います。余り繁盛してないお店です。
返ってくる答えが「なんとなく」とか「よかったので」とかお店のコンセプトがあったとしても、お店を構成するものがちぐはぐなんです。
コンセプトがあるにも関わらず、コンセプトを表現するものを取り入れていない状態なのです。
これではお店に入った人は、コンセプトを感じることができなくなってしまいます。
コンセプト(目的)は何からできているのかを、自らが考え表現する。
コーチングは、あなたの潜在意識に潜んでいる知識、経験、感覚を言葉に変換するためのコミュニケーションです。あなたが実現したいモノは、あなたがイメージしたものは、あなたにしか表現できないのです。
ファンクショナル・コーチングの最終的なアウトプットは上記の「樹形図」です。この形にあなたの夢や目標を表現することがコーチングセッションのゴールです。
この形「樹形図」にする事の効果です。
樹形図は、左が抽象的な表現になっています。右に位置する項目がより具体的な表現になっています。このため、あなたが目的としているお店(状態)を作り上げていくためには、右に位置する項目から実行していく事になります。
右に位置する項目(手段)をひとつずつ、優先順位をつけて実行することで、自ずから目的に近づいていく事になるのです。
いうなれば、これは夢や目標を実現するための設計図になると私は思っています。
目標達成が苦手な日本の教育制度
日本の教育制度は期間目標を立てる事には長けているのですが、10年後、5年後の目標を実現するための教育という点において、長けていないと私は解釈しています。
例えば、「あなたは何のためにその高校に行くのですか?」という問いに対する答えを見つけてください。
そのときに返ってくる答えの多くは
「高校に行きたいのであれば、私の成績ではこの高校に入れるから・・」
ではないでしょうか?高校に入ることが目標になっています。その先の事は高校に入ってから考えるとして、持ち越します。
この思考パターンが就職まで続きます。22年以上、この思考パターンで生きていく人が多いのです。とすると、成績を上げるとか、将来の夢のためにこの学校に行くという思考が欠落したままになります。
現状から入れる学校、会社を選ぶ。という思考パターンなので、なりたい状態やものに対して何をしていくのか?という問いに関しての思考パターンを学習していません。そのため、目標などを決めて何をすればいいのかがわからないまま、社会人になります。目標のために何をすればいいのか?何をしたら、目標に近づくのか?という思考パターンがないのですから、目標など達成出来るわけがないのです。
目標達成のプロセスを共に創り上げるファンクショナル・コーチング
悲観的に考えれば、日本の教育制度にどっぷりつかっている場合、目標達成ができない事になります。ですが、日本でも目標を叶えている人が沢山いることも忘れてはいけません。
その方々は、目標達成確率を向上するための思考パターンを習得しているのです。この思考パターンを習得することができて、習慣化すれば良いだけなのです。
習得し、習慣化するにはどうしたら良いのか?それは実際に作るしかないのです。知っているとできるということに大きな差があるのです。知っていても、できなければ意味は無いのです。現実化しなければ意味は無いのですから。
ですので、ファンクショナル・コーチングを実際に受けて、樹形図を作るコトを勧めます。実際に作ることで、思考の整理が進みますし、目標達成のルートが見えてくることもあるでしょう。格段に行動力も上がることが期待出来ます。
人は、できそうだと思えることに対して、モチベーションを上げることができますし、実行力が上がっていく生き物なのです。この「樹形図」という設計図を作る行為によってモチベーションと行動力が向上するのです。
ホット・コミュニケーションズに依頼する理由
私は、この樹形図を20年以上、作成し続けています。やり方、書き方、整理の方法、語彙の数、文章表現をどんどん増殖させています。
さらに、コーチングというカンバセーションテクニックで、あなたの潜在意識にあるものに気づくきっかけを作り得る「良質の問い」を身につけています。
幅広い人脈と人生経験をもって、あなたの思考のサポートが可能です。
私のサポートがあれば、あなたの目標を達成するための設計図を構築する事が可能になります。後は設計図に従って実行すれば、あなたの目標達成確率は、今よりも格段に向上するでしょう。
あなたも、あなたの夢の実現確率を上げるために、目標達成確率向上のために「ファンクショナル・コーチング」を依頼してみませんか?