私は「無」から「有」を創り出してきました。30年国土建設、土木設計計画を担ってきました。その経験を通して言える事があります。土木構造物は全て「無」の場所に「有」の構造物を設置します。
肝心なのは、イメージすることです。どこにどんな構造物を設置するのか?設置したら、どんな影響がでるのか?その影響から何が得られるのか?その効果はどんなものなのか?設置した我々が得られる恩恵は何なのか?
このロジックを逆算します。
何を恩恵として得たいのか?その恩恵を作り出すものは何なのか(効果)?その効果を出すためにどんな影響を創れば良いのか?その影響を創り出す構造物はどんなものなのか?その構造物をどこに作れば最大限の影響を創り出せば良いのか?
これをイメージしながら創って行きます。
その後、俯瞰図を創ります。いわゆるイメージ化です。そして、その後に構造物の予想図を作成するのです。
いよいよこの構造物の設計に入るわけです。
設計とは、構造物が力学的に持つのかどうか、その部材の数量、材質を細かく決めるものです。
次は、施工計画を組み、施工にうつる事になります。
こうすることで、「無」が「有」になっていくのです。これが、土木構造物の作り方です。
夢の叶え方。この土木構造物の作り方に似ているんです。大谷翔平のマンダラチャートをみても、SMARTの法則をみても、ほぼ同じなのです。
コーチングも同じ構図といっても過言ではないと思えるのです。
コーチングはコミュニケーションスキルのひとつで目標達成確率を高める行動の継続方法です。
叶えたい夢を現実化するスキルです。その過程をサポートするのですが、そのやり方が土木構造物を作って監理する過程と同じなのです。
それを知って、驚いていると共に土木の設計のスキルがこれまで以上に役に立つと実感しているのです。
「夢」=「無」=「今はないもの」
これを実現化することをサポートしています。
ファンクショナル・コーチングのステップ
Step1:夢を実現するためにはまずイメージする
イメージするためのセッションを行います。最初はイメージを創ることが難しい方でも、できるようになります。
Step2:イメージを構造化する。
イメージしたものを、構造としてどうなっているのかを考えて行きます。例えば、何があればいいのか?どんな材料が在れば良いのか?どんな知識や経験があれば良いのか?など構造を考えて行きます。
Step3:構造化したものを分解し分析する。
構造が明確になったところで、構造はどんな材料で出来ているのかを考えます。
例えば、カツ丼を分解してみましょう。
材料は、
