「ファンクショナル・コーチング」について

コーチングセッションはシンプルな流れ

僕が行うコーチングセッションはGROWモデルを基本としています。
最初に今回のテーマを伺います。
その後、セッションを終了したときに、どんな状態になっていたいのかを伺います。(G)
その後、現状を伺います。(R)
この(G)と(R)の話を聴き出すんです。
すると(G)と(R)にギャップが生じているのがはっきりします。このギャップに焦点を当てていくんです。
人は、ギャップがあると埋めたくなります。そのギャップを埋める方法をクライアントの視点(物理的、時間的、抽象的な視点など)をずらしながら、発案をしてもらいます。
これが(O)になります。
少なくても3つ以上の(O)を発案してもらいます。
その後、どの方法から試してみるのか?できる事できない事を述べてもらって(W)、行動についてのコミット(決意・約束)をもらって終了となります。

毎回のセッションは、この順番で会話を行います。

有効な方法だと認識していますが、これだけだとうまくいかないことがあるのです。

テーマを設定することが苦痛になってくる

コーチングを習って、自らが実行していることでわかってくる事があります。
それは、毎回のテーマを設定することが苦しくなってくるんです。

これが理由で、この一年間、新たなクライアントを募集することは避けていたのです。なぜ,苦しくなるのか?なぜ、テーマが出てこないのか?
しかし、欧米ではコーチングは有効なツールとして認められている。日本と欧米の違いなのかどうか?
などと、研究するためでした。

ひとつの仮説としてお話しします。

(仮説1)
日本人はプロセス設計が苦手である。

日本人の教育環境や受験制度に影響されていると思うのです。日本は受験制度において、入学試験に力が入っています。6年ないしは3年程度で、目標を設定せざるを得ません。
○○小学校入学したあとに、中学校受験を考える。中学校に入ったら高校受験を考える。高校に入ったら進学か就職かを考える。大学に入ったら就職を考える。という具合です。

高度成長時代は、大学を卒業すれば安泰という空気がありました。実際はその通りだとおもいます。現在は大学を出ても安泰ではありませんし、その後どうなるかわからない時代ですが、目標は短期的な目標ばかりです。

指導する親も先生も「将来○○になりたい」と子どもが夢を語っても「高校入学が先だよ」「大学に受かることが先だよ」という環境が整っています。

バックキャスティングという手法があります。最終目的地(ゴール)からどのような目標を達成していけばいいのかを考えて行く手法です。
大学、高校はバックキャスティング手法を使って決めていくことが、目的をもって行動することに有効なのです。大学も高校も目的を叶えるための手段に過ぎないのです。現在の日本においては手段が目的となってしまっています。

ですので、目的を叶えるために、どの目標を順次達成していけばいいのか。という思考を鍛えることができていないのです。

この状況なので、目的のために目標を設定する訓練が成されていない状況下では、コーチングにおいても、毎回のセッションの度にテーマを設定することが難しい状態なのです。

(仮説1)の状態ではコーチングは単発にしかならない。
つまりは悩み事相談で終わってしまう。

プロセス設計を行うサービスをセットにする。

この仮説を基に、プロセス設計を行うサービスをコーチングに加えることを提案することにしました。
ゴールはあるけど、何のためにゴールを目指しているのかを認識していない場合があります。そのときには、ゴールに到達するために、今している事を分析していく。という作業を追加するのです。
行動には潜在的、顕在的に理由がある。という仮説です。
この理由をクライアントが今現在行動している事から、類推するのです。この類推する手法として、バリュー・エンジニアリングのテクニックを用いています。
※バリューエンジニアリングの手法については、別途解説します。

バリューエンジニアリングの手法によって、機能系統図(FASTダイアグラム)というものをクライアント共に作成し、最上位目的を仮置きします。

そして、目的を達成するために手段を機能系統図から読み取ります。この手段にSMARTの法則による数値目標を設定します。いわゆるKPIというものです。
機能系統図には、手段を目的とするより具体的な手段が明記されてきます。その手段をどの優先順位で達成していくのかをクライアント共に決めていきます。

これにより、プロセス設計が完了します。

プロセス設計で明確になった達成すべき手段を、コーチングセッションにおいてテーマにすれば毎回のテーマを設定せずに済みます。

このプロセス設計図は(仮)のものなので、セッション途中に適宜、見直します。

コーチングセッションは、モチベーションやエネルギー補給となる

手段を達成するためには、クライアントの行動が必要になります。クライアントの行動は目的を達成する為ではありますが、疲れたり他の事が生じる事で緩慢になったり、停止したり加速していきます。
その状況をセッションで話します。コーチは、クライアントの状況をコーチングテクニックを駆使して話したいように話させていきます。

人間は本能として、危機管理能力を備えています。できない事に焦点があっていきます。
できない事にばかり焦点が合っていくことで、モチベーションが下がります。理性的な判断もできなくなり、逃げ出したくなりますので、目的を叶えるための行動は滞ります。

コーチング・セッションでコーチは、クライアントの行動から得られたものについて焦点を当てていきます。この場合、思考を向けるという言い方が良いのだと思います。

この会話を繰り返す事により、目的に到達可能であるという認識が高まり、モチベーションになっていきます。

一方、エネルギー補給という観点から説明します。話すことは情報を整理することになります。話していることで、自分の認識が変化したり理解が進む状態になります。結果、情報の断捨離が行われ、認識している情報量を減らす事ができます。
乱雑な脳状態であれば、エネルギーは減っていきます。情報が整理された状態であればエネルギーは必要以上に減ることはありません。この状態であれば、気がかりが減ってきますので、就寝時に余分なことを意識せずにいられるようになります。すると、睡眠の質が上がり、エネルギーも上昇する事になるのです。

設計されたプロセス設計図(仮)に基づき、コーチングセッションを繰り返す事で、テーマを順次達成し、情報を整理できることで実現可能性が高まった事を認識できます。
モチベーションとエネルギーが高まる事によって、行動量と質に変容が訪れます。実現可能性が高まる認識ができて、行動量と質が変容することによる相乗効果が期待出来るために目的を達成する確率が高まると共に、時間を短縮することができるのです。

プロセス設計がポイント

行動している事から機能系統図を作成し、プロセス設計図(仮)を作成する。という工程が、ホット・コミュニケーションズにおけるコーチングの特性になります。
目標達成が習慣化している人の多くはプロセス設計図(仮)を何らかの形で作成しています。行き当たりばったりのように見えても、プロセス設計図(仮)を持っていると想定しています。目標達成は構造物をつくるのと似ています。部材が効果的に組み合わさり、部材が担う役割を機能として果たすこと。そして、手順に沿って組み立てていく。という至極単純な作業です。機械であれば、順等にできるかもしれません。

人間であるが故に、感情や状況に行動が左右されます。人間の脳の作り方認識の仕方が曖昧なため、再現性が低いことなども影響します。そのためにPDCAを繰り返して、向上することも苦手な分野だと思っています。
PDCAを効果的にサイクルとして回すためには、設計図(仮)を持つ方が効果的なのです。

バックキャスティングや目的を考える事が少ない、プロセス設計図(仮)をつくることは今の教育環境では絶望的だと認識して良いのだと思います。

目的を叶えたい人は、そんなことを考えている日本人はほんの一握りかもしれません。「夢なんて持たない方がいい」と言っている人がいます。それでも夢を叶えたい人はいます。その夢を叶えるためのプロセスを設計する訓練を受けていないが故に夢を諦めている人が居るとしたら、僕は悲しいとおもうのです。

この一年間、そんな人達が夢を叶えるためにどんなサービス、ツールを加えたら良いのかを検証してきました。

今の段階では、行動から機能系統図をつくり目的を顕在化する。そして目的を叶えるプロセス設計図(仮)を作成する。プロセス設計図(仮)を羅針盤にして、PDCAサイクルを回すことにより、夢を叶えるサービスを提供する事にしました。

ここまで読んでいただいて、この手法(ファンクショナル・コーチング)に興味がわき、実行してみたい方がいましたら、お問い合わせください。

価格は別途価格表の通りです。
ご検討ください。

2022年4月8日
茂木ゆういち

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Posted by yuuichi-mogi