本当にやりたい事は何ですか?

10年前、自分に投げかけていた「問い」だ。

photoBさんによる写真ACからの写真

四半世紀前、長男を授かり、妻を亡くた。
四年間、シングルファザーとして子育てした。
その後、子連れ再婚し、新しい家族を創り出した。
そして一段落。

家庭も落ち着いてきて、
仕事も順調に流れ出した。

公務員という仕事に違和感を感じ始めたのも
この頃だった。

公務員の仕事の中心は、マネジメントだ。

土木関係の仕事は、発注した業務で
構造物を作ること。
大きな構造物からちいさな構造物。
数億から数十万円まで多種多様になる。

そこに携わる会社、社員、地域住民。
その人達の協力を得ることが

良質な構造物を作り上げること
無事にけが人無く業務を終えること

を達成するために効果的である。
係わる人は数人から数百人である。

これらが組織として機能する。
そのための中心的な人材が
公務員の土木技師の役割なのだ。

HiCさんによる写真ACからの写真

僕はこのマネジメントが好きだった。

でも、違和感を感じ始めたのだ。
次第に興味が薄れてきた。

役職に対しても欲もあったし、他の人よりも早く昇進したい。
そんな気持ちももっていた。

でも、興味が薄れたのだ。
目指すものが見えなくなったのだ。

この頃だ。「コーチング」というスキルに出逢ったのは。

自分の興味が「成長」という方に向き始めた。
誰の成長?
他人の成長?

最初は「他人の成長」だった。
少年野球の指導で活かせる
とか
同僚や後輩のモチベーションを上げる。
とか
に興味が湧いてきた。

コーチングを学び、実践し、自らもクライアントとして
コーチをつけた。

コーチングは「人をどうこうするもの」ではなく
自分自身を見つめ直し、「やりたい」を明確にする。のだ

私自身を見つめ直す。
自分自身の「やりたい」を発掘しはじめてしまった。

コーチングを学び、実践し、受けてしばらくすると
公務員の仕事に対する興味がさらに薄くなった。

人の成長
自分の成長

これに焦点が当たり始めてしまったのだ。

はむぱんさんによる写真ACからの写真

コーチングする。よりも
コーチングを受けることにより、自分がやりたい事に
自分の価値観の比重が高くなった。

「誰の人生を生きていますか?」

という言葉にも感銘を受けた。
そして、「僕の人生を生ききる」という使命を
自分の中でもってしまったのだ。

「なりたい自分になる」

「自分の人生を全うする」

「自分の時間を自分の為に使う」


公務員の先輩達に驚かれる

「なんで公務員を辞めたの?
これからが一番美味しい時なのに。
所長になって、課長になって
給料だって上がっていくのに」

確かにその通りだ。

同期の中でも昇進は早いほうだった。
上層部にも信頼はあったはず。
であれば、それなりのところに
いけたのかもしれない。

辞める3年前。思った。

土木という仕事。災害時に、重要度は増す。
地震や豪雨など災害確率が高まったとき
住民避難のための情報提供、構造物点検、
被災後の早期復旧、住民説明などなど
人の生活と命に直接関係することになる。

まして、所長、課長となれば
影響力は数十万人、もしかしたら
百万人レベルに影響力を持つ。

中途半端な私がその地位に就いても
好いことはない。
重大事故と引き起こす判断をしてしまうかもしれない。

と、、

やはり、ここにいてはいけない。

土木が好きなことには変わりは無い。
それも確かだ。
人生という時間を使うための
優先順位が変わってしまったのだ。


やりたい事をする。
もしかしたら、また、土木に戻るかもしれない。

しかし、やりたい事をする。

人生は二度と無いのだ。

自分を見つめ直し、妥協のない人生を歩みたい。

ただ、そう思っただけなのだ。


新型コロナの影響で、自主セミナーの開催は見送っている。

経済的な面での不安はある。

でも!    だ。

やりたい事をしている充実感がある。

いずれこのコロナも収束する。人の英知は凄いと思う。

ワクチンや治療薬も出てくるだろう。

変化や進化をするのはウイルスだけではない。

私たち人間もウイルスに対応すべく変化しているのだ。

ウイルスも人間も生き抜いていきたい。

その本能は変わらない。

私は、人間の生き抜く力はウイルスのそれを凌駕する。

信じている。

だから、コロナ後のことに準備をする。

RRiceさんによる写真ACからの写真

セミナーを質を上げるために、私自身の魅力を上げる。

知識やテクニックを向上することはもちろんだが

人間としての魅力を向上させる。

それには、自分自身のことを知ることから始める。

 

誘惑に弱い私は、人と比較してしまう。人と優劣を競う。

そのことを、認識する。

人に自分の正義を押しつけてしまう傾向がある。

そのことを、認識する。

自分の劣等感を上位にしてしまう。

そこのとこを、認識する。

まだまだ、認識することがある。

認識するだけでいいのだ。認識していないと対処もできない。

しっていれば、修正できる。

人間は、自分のことを見失う生き物だ。

それは変えられない。

だから、認識する。そうすればその都度修正できる。

「ああ、今の私は人と比較しているな」

そう思うと修正ができるようになる。

 

これも、コーチングを学び、実践し、受けた成果の1つだ。

「驕らず、飾らず、偽らず」コーチに必要なことだと私は思う。

ブルーカメラさんによる写真ACからの写真

 


ステイホーム週間だ。

この状況が、仮に神さまが用意してくれたチャンスとしたら、私たちに何を気づかせようとしているのだろうか?

 

私はこう思った。

「自分を見つめ直しなさい。あなたが送りたい人生を言葉にしてみなさい」

 

あなたはどんな答えを出すのだろうか?