目的地に本当に行きたいですか?

目的地。そこに到達するまでいろんな物語ができます。

私たちは、昨秋東北地方を日本海から一周するようにドライブ&研修旅行をしてきました。

群馬ー新潟ー秋田ー岩手ー宮城ー福島ー茨城ー栃木ー群馬

4日間かけて普段は遠乗りしないマーチで走りました。

約1000kmの行程です。

一日400kmを走ることがありました。

未体験なドライブです。

この計画が始まったのは6月。ひょんな事から秋田県由利本荘市で講師をすることとなりました。

講師をした翌日、宮城で講師をする仕事がありました。

最初は電車を使って由利本荘、宮城に行こうと考えました。

しかし、最初の講演が終わってから、宮城に行く電車がないことがわかりました。

そもそも由利本荘から新幹線にのるためのローカル線がないのです。

思案した結果、自動車で全行程を回ることを決断しました。

 

4日間で1000km。

未体験ゾーンです。でも、本当に行きたかったんです。そして、やりたいことを叶えたかったんです。

 

自動車の運転は苦手で、実は、運転中眠くなるんです。

不安が一杯です。

事故ったらどうしよう。

自動車に不具合があったらどうしよう。

体調に変化を来したらどうしよう。

未体験ゾーンに一人で挑むには不安が大きいのです。

 

1000km走るだけだったらできるかもしれません。

その途中途中に「講師」という役割が待っています。

「講師」の仕事に100%の状態で望むことが大事になります。

 

普段と違うところへ行く。

やっていないことをする。

 

体調・精神状態が100%な状態で講師をする。

それが僕の目的です。

 

どうすれば良いのか?

やはり、一緒に行ってもらおう!妻に・・・

 

妻に話をします。

「10月○日から○日まで一緒に東北行ってもえないかな?」

「どうして?」

「一人で1000km走るの、不安だから一緒に行ってもらえないか?」

「ふーん。で私は何をすればいいの?」

「助手席で一緒にいってくれるだけでいい」

「それが役に立つの?」

「うん。とっても」

「わかった。じゃあ、行く」

 

妻は快諾してくれました。

 

出発前日。台風19号が本州を襲います。

豪雨、強風。群馬県内を襲います。

長野県では千曲川が氾濫したという情報が入ります。

千曲川は信濃川とつながっている。新潟へ行けるのか?

不安の最中、翌日になります。

前橋を9時に出発。渋川伊香保インターから高速に乗る予定。

9時現在、渋川伊香保インター以北は災害復旧のため通行止めな状態。

とりあえず、出発。

一般道を走行していれば、今日中に由利本荘に到達できるだろう。

そう思いつつ国道17号を北進する。

9時30分 渋川伊香保インターの案内板が「走行可」となる。

無事に高速に乗って新潟に向かった。

 

この不安を払拭してくれたのが話し相手になってくれた妻だ。

情報を妻に話しながら、自分で整理している。

落ち着いてくる自分が車内いる。

 

ここまでで、結構な物語ができあがっています。

 

その日の夕方、由利本荘に到着し翌日には講演。

妻は私の話し相手になりました。妻は妻で楽しんでいたようです。

ババヘラアイスを食べたり、日本海の荒波を見たり、夜の高速から見えるお月様に感動したり、、

 

そして無事に群馬にたどり着いたのです。

楽しい思い出と共に、充実した4日間を過ごしたのです。

 

これが一人の行程だったら。

群馬に帰った途端。グロッキーになっていたでしょう。

 

私はこの目的地、未体験ゾーンをまっとうするために「妻」というコーチを雇ったんです。

 

未体験ゾーンを、未体験ゾーンにある目的地にたどり着くために

一人で行く選択をしなかったのです。

「妻」というコーチと一緒に、4日間を燃え尽きずに、楽しめる。

しかも、達成したい体調・精神状態が100%で講師をするという目的も達成したのです。

 

一人で行ったら、ボロボロになって、翌日からの仕事にも影響が出ていたかもしれません。

 

僕の本当に達成したいのは、自分の生きる役割を全うし、やれることをすべてする。

そのために、この東北旅行で燃え尽きる訳にはいかない。

そのために、「妻」と一緒にいく。という選択をしました。

 

本当に目的を達成したのか?

未体験ゾーンにある目的を一人で行くか、二人で行くか。

どのやり方があなたにとって効果的なのか?

 

僕は一人より二人だと思います。

なぜなら、僕は人間だから!