コーチの雇い方(3)良いコンサルタントをつけて業績が伸びると思っている経営者が結果を残せない理由

コーチ雇ったからといって、結果が出るもんではない。

高価な学習塾に通わせても成績は上がらない。

コーチを雇うときには、「○○を達成したい」という目標をもって雇うことを言われています。だから目標を持ってコーチを雇うと結果が出る。と思っていると結果は得られないということになります。

息子の話で恐縮ですが、高校受験時に成績上位の友人が通っている学習塾に行くことを選択しました。毎日通っていました。ですが成績は上がりません。

通っていれば、成績が上がる!と思っていたそうです。

阿呆ですね。

通っているだけでは、成績は上がりません。塾は自ら勉強したのちに、不明なところや伸ばすべき処を自らが知り、それ以上成績を伸ばすヒントをもらって、モチベーションを上げる処なのです。

親から「この学習塾へ行けばいい」と促されたとしても成績が上がらないのもそのためです。

進学校に入学した次男坊も同じ轍を踏みます。この高校に入ったら将来は安泰と思っていたようです。指示された課題をだし、通っていれば自然に成績が上がると思っていた節があります。その事が判明したのが次の一言です。

大学に不合格となった時彼はこう言っていました。

「学校の言っていたとおり、課題も出したし授業も出ていたし、なんでなんだ!」

と彼は怒り心頭でした。
※親からみたら失笑ものです。

結局は、授けてもらったままで、言われたことをしただけでは、成績は伸びないんです。自らの工夫と理解を深め、応用できるほどの試行を繰り返さない限り成績は伸びないのです。

コーチをどのように活用するのか?

活用方法のひとつとして、「アウトプットの場」とする。があります。インプットは経営者であれば、相当量の情報が毎日インプットされてきます。否が応でも耳に入ってきます。それは、受験勉強の比ではありません。24時間全てがインプットです。
情報を整理する暇が無く、脳みその中に情報が次から次へと入ってくることになります。経営者はアウトプットする場がないのです。

アウトプウトとは、話す事です。

話す効果は途方のないものです。効果のひとつとして、知識の整理があります。話す事で情報の断捨離ができます。さらに情報を優先順位に並べ直すことも可能になります。
こうすれば、実行レベルに知識を整理する事も可能になるのです。

知識の断捨離が行われることで、脳みその情報を捨てる事ができて、脳みそにスペースができます。これにより新たな情報を収集することができます。

コーチの雇い方のひとつは、情報を整理する場「話をしてアウトプットする。そして、実行レベルに修正して行く。不必要な情報と必要な情報を区別する」場として活用する。

ということなのです。

経営者として情報に埋もれてはいけない。

インターネットやSNS、マスコミからいろんな情報が流れてきます。その情報を取捨選択を行わない限り、情報に埋もれてしまいます。必要な情報が不必要な情報に埋もれてしまいます。その結果、経営者としての判断を誤ることがあったとしたら、どうなってしまうのでしょう。

また、情報の判断を自らの感、主観的な感だけで行った場合、偏ってしまう危惧があります。これは「裸の王様状態」と言われる状態になります。経営者としてそれを望んでいるのであればそれも選択の道です。

ビジネスは理論です。主観的な感情的な情報整理で、判断を誤った例は数知れません。そこのことを学習しているのが、欧米の経営者の判断です。感情に流されずに、論理的な判断、客観的な視点をもち、経営者の状態をフィードバックとして提供するのが、コーチなのです。

令和4年4月8日(金)
茂木ゆういち

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