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ファンクショナル・コーチングブログ

2022年4月1日に思うこと(約7千文字)

                  

新年度

今日から新年度になります。新年度になったら何が変わるのか?
変わらないのですよ。事実は、、
しかし、感情とか気分とかは変わった気になります。
これが良いのです。事実は変わらなくても、変わった気になってきます。それが行動をつくるときに、良いきっかけになるのは間違いないと思います。

HPを少しだけ新装しましたので、ご覧頂きたいと思います。
トップページ、メニューの「理念」「目的と手段」を新たに加えました。

ホット・コミュニケーションズについて

「ホット・コミュニケーションズ」って何をしているのかとか
何を提供しているのかがわからないなあ~とおもうようになってきたので、、

最初に何を提供しているのかを多少わかるように改変したのです。

起業して5年目に入ります。4月2日が開業届を出した日付ですので、今日で丸4年を経過したことになります。

一介の公務員が起業するなんて無謀すぎるという周りの評価を押し切って、起業してみて4年。まあ、順調に推移しているように感じています。

事実、業績として最初の2年間は赤字ですが、この2年間は黒字化しています。最初の2年間の赤字も全て相殺できました。

コーチングスキルと使って商売する事が起業当初の目標だったんです。当初の仮説工程表と大きく異なった点は、コーチングのクライアント契約で商売します。これが収入の大半を占めさせる予定でしたが、予定通りには行きませんでした。

コーチングスキルを使った、マネジメントやコミュニケーション、ファシリテーターなどは順調です。コーチングのクライアント契約は伸び並んだのが最初の2年間です。

3年目に入って、コーチングのやり方に疑問を抱えてきました。
原因を自分に求めたり、クライアントに求めたり右往左往な思考を繰り返していました。

4年目には、クライアント募集をかけることしなくなりました。
理由は、私的にコーチングのスキルを見直す時期を持ちたいです。そう思えたからです。

コーチングそのものを検証します

コーチングそのものは、アメリカで整理され体系化しています。そこから欧州、オーストラリアで普及しています。アメリカでは、コーチングの効果は大きな評価を得ています。そのことはコーチングフィーによって、測れます。Executive Coachでは数百ドル/回ではなく、さらに高価であると聞いています。

以前、300ドル/セッションという話を聞いたことがあります。そのときの話では、このフィーは安い方だと言うのです。

ですが、日本では数千円/セッションから2万円/セッションという状況です。

なぜ、これだけの差が生じているのか?なぜなのかを4年目という期間を充てて調べてみました。

一言でいえば、教育システムの差!ということになります。
(茂木の解釈です。)
明治以降教育は画一的教育の実践です。文字が読めない、かけない人が多く存在していた明治以降、富国強兵を掲げ国力を上げるべく画一的な教育を推し進めてきました。そうすることで国力を上げました。
終戦後、疲弊した経済的に脆弱だった日本を成長させるべく必要だったのは人材です。日本は工業国として発展しています。物作りには人手が要ります。その人材に求められる能力はトップの指示命令に忠実に応える人材でした。その人材を育てるために教育システムが構築されている認識します。
一方で学生運動が起こります。日米安保問題や成田空港問題が契機になっています。
この状態は、国策を進めるに当たって障害となってきますので、このような状態が生じないように教育システムが変更されている。と考えます。
権力者のいうことに従う教育です。僕もその教育を受けた一人です。僕が親になって子育てをしているときに実行していたのは、「他人と同じような価値観」を持つ事。序列を乱し、権力者に刃向かうことは差し控えるように、今のシステムに従うこと。を子育ての根幹に据えていました。

その結果、息子達は世間の評価に対して敏感になっています。ある意味、世間に対しての懐疑の思考は持ち合わせていない状況です。

これが意味するところは、自主的な人間の形成になります。
自主的とは、「他人が決めたメニューを実行する性質」です。

自らが実行する事は他の誰かが決めてくれる

というものです。

家庭内の状況から、日本の状況を察することはできないか?等と思考を巡らしていくのです。

日本の状況とコーチングが普及している欧米諸国の状況の差を書物から検証すると、見えてくることがあります。

欧米では、自らが決めた事を承認する傾向があります。
日本では、自らが決めた事を、世間の価値観から評価し修正する傾向があります。

日本では、自らが決めた事を実態のない「世間」という物差しで評価します。世間の物差しから外れる行動はできない。と思わされているのだと認識します。

コーチングスキルは、自らが決めた目標に対して、何をいつどの程度どのように行動するのか?行動して理解出来たことを自らの価値観から検証し、目標を達成出来ると自らが決定していくことをコミュニケーションからサポートするスキルです。

自らの価値観は世間の価値観であり
自らが決定するは世間の価値観に合致しているかどうかで決定する。

という思考システムのため、他人の評価に従ってしまう傾向があります。日本の中でコーチという立場の解釈は、「教えてくれる人」という認識がありますので、コーチの評価を聞きたい。とか、アドバイスをもらいたいになってしまうのです。

欧米では、自らが決定するための、自らの選択の承認だけなのです。このことによって実行するモチベーションを上げるのです。

このような状況差で、欧米そのままのスキルを実行しても機能しない。というのが僕の結論です。
※堀江貴文さんや西野亮廣さん、孫正義さん、ひろゆきさんのような方々は別です。

コーチングが欧米ほどに機能しないことが理解できたので、次のステップに入ります。

では、どうすることが良いのか?

居心地の良い場所をつくる

僕が目指している社会は、「自らの個性を活かし、別の人は別の個性を主体的に活かし、それらを互いに補完し合える人との関わりが多く存在している社会」なのです。そのためには、一人でも多くの主体的な行動を取る人を増やしていく。
というものです。

この目指している社会は僕にとって「居心地の良い場所」です。この場所をつくるのです。
そのために主体的に判断し行動するために、思考力を高めるというやり方が効果的だと思うのです。

主体的な行動の促進は、思考力の向上によって生まれる。

思考力はどのように向上するのか?がわからないと、設計図を書くことは難しくなります。

思考力、まあ訳のわからないものですが、脳が関係していることだと思うのです。
脳はどんなもので構成されていて、その機能は?どんな成り立ちをしているのかに興味が湧いてきます。

脳神経科学との出会い

脳は脳細胞で構成されています。原始脳だとか大脳皮質とか前頭葉とかで構成されていて、脳機能として優先する部分はどこで、などと考えて行きます。

全くわからない世界ですが、「BRAIN DRIVEN」(青砥瑞人著)に出逢うことで、その謎を、僕の解釈を整理したのです。

詳しい話は「BRAIN DRIVEN」(青砥瑞人著)に譲りますが、思考力は幾つになっても鍛えることができる。という趣旨の内容です。いままでは、脳細胞は加齢と共に減少していくという解釈でした。この本では加齢による減少もさることながら、使わないことによる脳神経の刈り込みが行われている。ということ。
脳細胞は減少したら、増加することができないという解釈を持っていました。しかし、現代の脳神経科学では誤りであること、使おうとすればその部分の脳細胞は再構築し伝達機能を持つことが可能である。ということを知ることができたのです。

欧米は自らが決定するために、思考を巡らします。
日本では、世間が決定するので思考を巡らしません。

この差が、コーチングの成果を低いものにしている。と仮定すれば解決策があるのかもしれません。

世間体との決別

日本は世間体を気にします。

世間体=一定の基準を持たず、感情的な判断基準。
主観的な、言い替えれば感情的な判断基準。
世間からこう言われるだろう・・
人からこう言われるだろう・・・
という客観性がほとんど無いものです。

この状況に客観的であると共に、俯瞰的な視点をより具体的に取り入れることで自らの行動を肯定する状況が作れると思うようになりました。

では、具体的にどのように進めるのか?が課題になります。

人は話しているだけでは主観的になってしまいます。
日本人は客観的に自分をみることが不得意であると仮定すれば、客観的にみざるを得ない状況をつくってしまえば良いだけの事になります。

自分を客観的にみる、目標や行動を客観的にみるツールを取り入れることによって客観視を促進できるとします。

そのツールは何だろう?と探していきます。

客観的に自分を分析せねばならないツール

幾つものツールがあるはずです。
その中で僕は、「バリュー・エンジニアリング」という手法で実行する「機能定義」の手法と「機能の整理」「機能系統図の作成」という手法に注目します。
「何のためなのか」「誰のためなのか」を繰り返しつつ作成する手法です。

今まで、指示命令にしたがって生きてきましたので「何のため」という思考を持つ人はそう多くない。というのが僕の印象です。

コーチングセッションで「それは、何のためにしているのですか」「そもそも、それを始めた理由を教えてください」と問いかけた場合、永い沈黙が訪れます。
すぐに答えてくれる人の多くは「○○がそう言っているから」「人に言われたから」「みんなやっているから」、仕事では「引き継いだから」「上司に言われたから」という答えになる傾向があります。

永い沈黙の後、「わかりません」という人が多いのです。

この状況は「何のために」という思考をせずにいたため、脳神経で刈り込みが行われ目的を思考する「創造的回路」が遮断されている状況なのだとおもうのです。
ですから、その状況では自己決定を促すことや自己決定するための論理立てを構築することは、話しているだけでは難しいのです。

その難しい状況を改善するために、前述したバリューエンジニアリングの手法がなぜ、有効に働くのか?ということを伝えましょう。

人は情報を処理するために、五感を使います。情報を受け取る器官としての五感です。その役割は視覚が多くを受け持ちます。
バリューエンジニアリングの手法は、言語化し書き出し、その言語をみながら進めます。コーチングは聴覚であり、言語化されても視覚を刺激しません。思考になれていない場合は聴覚だけでは、思考が迷子になって論理的な会話ができない傾向があると感じています。

乱暴な区分として、有効なコーチング方法として

  1. 思考能力が高い人⇒聴覚のみのコーチングでも効果的
  2. 思考能力が比較的高い人⇒対面を中心としたのコーチングが効果的
  3. 思考能力が比較的低い人⇒文字を言語化しつつのコーチングが有効
  4. 思考能力が無い人⇒コーチングは機能しない。

4つに区分しました。日本人の多くは3)に該当する印象を持っています。
Executiveに聴覚のみのコーチングが有効な理由にもう一つあると思います。
思考力が高い人は、話しているのと同時に目標達成までの道のりをイメージしているのです。イメージを創造するためには、視覚を制限する方が効果的だと思うのです。
あなたがイメージを膨らますとき、どんな行動を取りますか?

多分、目を閉じているでしょう・・

視覚機能を有効に使えるようにする

思考能力が高い人は、話しながらイメージをつくっています。
一方思考能力が低い人は、話すことを言語化することに脳機能の多くを使ってしまいます。要は思考回路が細いために、イメージするための回線を確保することができない状態になります。その上、一度言語化した言葉を記憶の中にとどめておけずにぽっかり記憶喪失になることもあります。そんな状態では、効率のいいコーチングカンバセーションは成立しなくなっています。
こんな状況から、コーチングが機能するために必要な素養が生まれてくるのだと思うのです。

コーチングのクライアントに必要な素養は

  1. 主体的であること
  2. 思考力があること
  3. 高いセルフイメージを持っていること

だと思うのです。

視覚効果を有効に使うのは、主体的でない場合も思考力が低い場合もコミュニケーションの受信器官の視覚機能を活用することで保管ができると認識したのです。

日本におけるコーチングは、やる気を高める手法として入ってきました。マネジメントもやる気を高めるための手法として採用されていたと思います。かくいう私も、職員のやる気を高めるのならば、使おう。と思って飛び込んだ一人です。しかし、うまくいかないのです。そもそも、スキルを採用する対象と目的を間違えていたのですから仕方ありません。
ましてや、2022年現在でも、「コーチング=褒めること」という単純な図式で認識している人が多く存在します。また、コーチングを教える事、導くことと解釈して多くのサービスが出ています。
そもそも、コーチングの定義が曖昧なのですから仕方ない事なのです。

モチベーションを高め、ストレスを活用し、クリエイティブになっていく。それによって、達成したいと思う目標に近づくコト。それがコーチングの目的といっていいと思います。
そのために、関係性を構築したり、質問したり、視点を動かしている。そのように理解しています。
モチベーションを高め、ストレスを活用し、クリエイティブになっていくと、その人はどうなるのか?どのような状態になっていくのでしょうか?

選択肢を増やす

私は、目標を叶えるための「選択肢を増やす」ことだと思うのです。目標を叶えたいと思えば、目標を叶えるために数々の手段を模索します。数々の手段から有効だと思える、判断出来る手段を選択します。ステップを決定します。この作業は感情的な状態の脳では機能しません。客観視俯瞰視した冷静な状態を保った脳の状態であるコトが有効だと言えます。

選択肢を増やすだけでなく、冷静な状態を確保して、選択する。判断する。そのために、コーチングがあります。
自主的で、メニューに対して依存的な一般的な日本人は選択肢を増やすことが苦手です。なぜなら、回答を幾つも考えてはいけないという教育を受けているからです。
権力者には従うべき、世間から外れてはいけない。という教育を受けているからです。

ですが、その教育から一歩外に出ることは可能です。幸いにも情報に多く触れていることから、世間から外れても生きていけることがわかっているからです。

主目的を顕在化する

選択肢を増やすために、有効な方法のひとつが「主目的」を認識する。というものです。
主目的を認識することで、選択肢を増やす可能性が高まります。
目標を意識するよりも、選択肢を増やす効果があるのです。
※目的は理由、目標は現実的な結果と定義しています。

目的を顕在化する為に、機能系統図の作成が有効なのです。
この作成は、視覚機能を使いますので、普段思考力を使っていない人にも有効な手段なんです。

それでも、この機能系統図を作成するには普段使わない脳機能をふんだんに使います。

機能系統図を作成し、主目的を明確にする。主目的を顕在化することによって、目的を果
たすための手段も顕在化します。この手段に対してKPI 《key performance indicator》を設定することで目標に転換することができます。

その後に、KPI設定された手段を組み合わせた工程表をつくれば、未来予想図が完成するのです。

このように、視覚機能を交え、思考力を発揮しつつ、目標達成のための工程表がつくるのです。

続く

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