びっくり仰天だった「ご縁の宿」

2021年10月22日(金)17時、宿泊予定地の「ご縁の宿 伊藤屋」に入った。道路からの門構えはごくごく普通の民宿。隣には雑貨やがあり、歩道からすぐに入り口がある。アプローチなどの通路はない。僕は駐車場に車を止めて、通用口みたいな入り口から宿に入ったので、普通の民宿かと思っていた。

通用口みたいな入り口から入って、食事処を過ぎて、諸処の部屋の前を過ぎて受付の前に来た。そこで呼び鈴を押して、宿泊の確認をする。住所氏名を書き、部屋へ案内される。

部屋は2階で階段を昇り、少し降りて部屋にたどり着く。廊下のあちこちに花瓶やら昭和初期の映写機やらおいてある。

雑多かと思いきや、廊下のカーペットは清掃が行き届いていて、素足でも歩けそうな清潔感がある。(下足のまま、部屋まで行ける)ちょっとしたホテルでも、この清潔感に味わったことはないが、ものすごく清潔感があった。

部屋に入ると既に布団が敷かれていて、これまた、清潔感が漂っている。

少しのんびりしながら、夕食までの時間を過ごした。

ご主人 伊藤善行さん

翌日の夕食、研修の終了時間が20時40分なので、遅くなる旨お話しする。対応してくれたのが六台目番頭の伊藤善行さんだった。いろいろ気配りをしていただき、結果、21時にお弁当を部屋に届けてくれることになった。

その対応が優しく、丁寧だったので、伊藤さんに興味をもってしまった。

23日の朝食後、コーヒーを頂きたいと思い、賄いさんに伺った。

「番頭がコーヒーを淹れますので、お待ちください」と伝えてくれた。

受付の脇に、小さな朝日が降り注ぐロビー?があったので、そこでコーヒーを待つことにした。

このロビーは何故か、プロジェクターが設置してある。映画を流す?にしてはなにか変だ?

また、興味が湧いてきた

待つこと10分。コーヒーをもって六台目番頭の伊藤善行さんがやってきた。

コーヒーを頂く。

コーヒーカップを手に取ると、その質感に驚きをもった。

無名異焼(むみょういやき)というのだそうだ。ずっしりと重く、手になじむ。

伊藤さんに

「このコーヒーカップは?」と伺うと、丁寧にそして優しい口調で答えてくれる。厚かましくなく、僕の興味に沿って、お話をしてくれている。そして、佐渡の歴史も少しずつ、話してくれている。

プロジェクタ!があるラウンジ?

そして、このロビー?ラウンジ?に設置してあるプロジェクターにも話が及ぶ。すると、伊藤さんは

「設置したばかりなんです。この場所を使って、セミナーとかを開こうと思っているんです。まだ、実現はしていないんですけど、、」

「なぜ、セミナーを?」

「大人になり、周りをみていると僕たち世代から年下の人達の人財教育に疑問をもってしまって、、いわゆる団塊の世代の人達は自分の事だけしていて、何でも自分でやっていて、、人材をそだてていないように感じてしまうんです。人材を育てない。このままだと、続かなくなってしまう。そう思うんです。だから人材が育つ様な、環境をよういしたいと思って、つくったのです」

※僕の理解の範疇で書いていますので、実際の言葉や意図と異なります。

失礼ながら僕はびっくりしてしまった。

この佐渡で、人材育成をしたいと思って、自分の宿にセミナールーム?みたいな物を作ってしまうなんて、、

ものすごい!

ほとほと感心してしまった。

実はフォトグラファーでもある伊藤善行さん

この方は、ググってもらうとわかるとおり、「佐渡自慢」という写真集を発行しています。尾畑酒造さんから購入することができる写真集です。

今もfacebookなどで、その写真を見ることができる人です。

facebookはこちら・・

アメブロはこちら

いろいろな事をしてきたからこそ、思いは強く!ナノだと思う。

佐渡滞在最終日の朝、また伊藤さんとお話をする事ができた!佐渡に対する思いを訊いた。佐渡滞在から既に3週間が経ち、詳しい話を思い出せないのが残念だ。でも、その表情を思い出すことができる。

このブログを書きながら思う。アメブロの思いを読んでみて思う。いろいろな経験をして、だからこそ今にたどり着いたのだと・・

伊藤屋のロビーにて 六台目番頭の伊藤善行さんと・・

自分のやりたい事、したいことをその時々で実行していたのが伊藤さんだと思う。そして、そのときそのときに出会いがあり、刺激を受けた。

その時々に選択をした。

自らが選んだ。自らが動いたことで、今の伊藤さんがいるのだと・・

それが、そのとき、そのときの好きなことをしていた!その経験が今の旅館だとか、フォトグラファーとしての伊藤さんの糧になっている。

そんな風に思えている。

周りからみたら、そんな回り道せずに一直線でやれば良いじゃない!と思うかもしれないけど、一直線で今のポジションにはなれてなかった。僕はそう思う。

好きなことをし続けると、その経験は資産になっていく。その資産は有形なものもあれば、無形のものもある。その経験、その判断をしたからこそ今の伊藤さんがあるのだし、今の伊藤屋さんが、写真のような造形になっているのも、伊藤さんの経験があったからこそなのだ!

好きなことして生きているとそれは・・

僕の解釈だ!伊藤さんの自信にもなるし、モチベーションにもなっている。そう思う。それは、どの場所で生きていようとできる事だと思う。

好きなことをしている時は、そうでないときよりも妥協がすくない。だから、高みにいける。だから、自分を信じられる。好きなことを諦めてばかりだと、高みにはいけないし、自分を信じることができなくなる。

伊藤さんの、あの表情はそんな経験から培われた表情なのだと思う。

可能ならば・・・

伊藤さんはバーテンダーの資格をもっているのだそうだ!「ご縁の宿 伊藤屋」に併設して「こさど」というbarがある。そこでカクテルを飲みながら、お互いの夢を語ってみたいと思っている。

2022年6月に佐渡へ行く予定だ。そのときに伊藤さんに時間がとれたら、夢ももっと訊いてみたい!